こんばんわ、ツグです。
今日は、3月11日、
6年前に日本では東日本大震災があり、
まだまだ、あの日の記憶が鮮明に残っております。
本日は、僕の想いを少し書かせてください。
僕がニュージーランド渡航直前のことで、
その時はまだ日本におりました。
僕の住んでいるところは、地震もなく全く被害がないなか、
テレビでは多くの被災状況が流れており、
先にニュージーランドに辿り着いていた家族から、
心配で電話がかかってきました。
僕たちの場合、
義母の葬儀のため、その年の1月にイギリスに家族で行き、
ロンドンの空港で、妻と子供達2人と別々になり、
僕は日本へ、家族は先にニュージーランドに行くことになりました。
実は、僕は2010年の暮れから、大きな鬱になってしまい、
12月から1か月入院をしており、
お医者さんから、ニュージーランドに渡航するのは
心身共にまだ早いということで、
僕の移住だけ、先延ばしになりました。
ただ、義母の葬儀には参加することになり、
退院して、家族でイギリスに渡りましたが、
お医者さんからの指導によって、
僕だけイギリスから日本へ帰国し、
約1か月半を実家で過ごしておりました。
その間に起こったのが、
2月22日のクラーストチャーチでの地震でした。
家族の住んでいたところは、
クライストチャーチから遠くはなかったので、
心配でこちらから電話をするも、
最初は電話が繋がらなかったのですが、
しばらく経つと、家族の声が聴くことができ、
向こう側は地震を感じることもなく
何も被害がなかったことを知り、ホッとしたのを覚えております。
妻と子供にとってみれば、カンタベリー地震の年、
僕にとってみれば、東日本大震災の年、
そして家族ユニットでみれば、それはニュージーランドへ移住した年でした。
日本とニュージーランド、
そして振り返ると僕たち家族にとっても
大きな変化の年だったと。
被災した方やテレビであの被災状況を観た方達の中では、
「生きる」ということを深く見つめることになり、
それから自分らしく生きて行こうと、
それまでの仕事やライフスタイルなど、
その人の生き方そのものを変えていった人も少なくはないといいます。
自分らしく生きる、、、
僕たちの場合は、地震が起きる前に移住は決断していたのですが、
その方たちと同じく、
それまでのライフスタイルを見直し、その生活を手放しました。
新しい地で新しい生き方を歩むことになりました。
不安はなかったのかっと思われますが、
もちろん不安はありました。
僕自身、まだまだ鬱という病気と共に生活しておりましたし、
これから先、どうなっていくのかと
見えない部分も多かっただけに。
移住前も、仕事で忙しく(字のごとく心を亡くしてました)、
移住先の情報を下調べする余裕もありませんでした。
ただ、不安以上に、ワクワク感というのがあったのも
正直ありました。
それまで窮屈だったライフスタイルから解放されるのですから。
ストレスでカチコチになっていた体の力が段々と抜けていき、
笑顔さえも出るようになってましたから。
自分らしく生きる、、、
新しいことをするのに、
余程心が強い人でない限り、
不安がないっという人はいないと思います。
だから不安があってあたり前。
国内の引越しでもエネルギーがいるだけに、
それが海外へ移住ともなると、ハードルは一気に高くなるのは当然です。
だからこそ、自分の心が本当に求めているのが何なのかを知ることは
大切なのかもしれないです。
考えるのではなく感じること。
考えれば考えるほど不安は増えますが、
心を感じることができれば、
不安よりも自分らしく生きたいという力が芽生えてくるのがわかります。
それが自分の内側の声なので。
だから心身の赤信号として鬱を体験ことは、
その時は本当に苦しかったのですが、
今となれば貴重な病気だったなと感謝すらしてます。
自分らしく生きる、、、
移住を考えている貴方は、
もしかすると、僕とは全然違う体験をされて移住を考えているかもしれないのですが、
少なからず、ライフスタイルを変えたいという思いはあるのではないでしょうか?
自分自身のため、子供たちのため。
そして、移住したいなって迷っているからこの記事を読んでいらっしゃるのではないでしょうか?
その思いってどこからきておりますか?
どうしてそう思ってしまうのですか?
貴方らしい生き方って何ですか?
考えずに、内のこころを感じてください。
対話してしてください。
その結果、日本にいることを決断されたっていいのです。
そして移住を選んだっていいのです。
僕自身、6年を振り返って言えること。
それは、今の時間に余裕のある生活と自分が好きで、
6年前に移住決断し、こちらに来たのはよかったなと。
振り返って初めてわかることです。
大きく世の中の価値観が変わったあの年に、
その変化のうねりに身を任せ、
自分の心に従い、
今ここニュージーランドの土壌で生活をしていること、
全然後悔はしておりません。
未来を透視できる人以外、
誰にもその先どうなるかなんてわかりません。
その時その時、心の変化を読み取って、
その時の空気を吸って
息を深くして生きていくのです。
自分らしく生きる、、、
それが貴方にとっての人生です。
東日本震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、
今生きていることに感謝したいと思います。
では、明日も
こちら『リアルニュージーランドライフ』にて
お会いしましょう。
僕が本ブログで望むこと、
それは、貴方の想いがカタチとなり、
活き活きとした生活を送って、
貴方らしい幸せな人生を歩むことです。
私も28歳の時に家事、育児、仕事、に行き詰まり又自分の価値観を覆えす様な出来事もあり精神的に追い詰められ神経内科に通院した事が有ります。40代〜50代は慣れない病棟勤務に配属になり仕事がとにかく多忙で体調不良でも休むな残業するのは当たり前勿論残業手当など付きません。だんだん笑顔がなくなり、3回胃潰瘍ににかかりました。昔ある人から言われた言葉で川の流れに逆らうことは出来ないが自分を見失ってはいけないと沖縄のなんくるなるさ精神で
コメントありがとうございます。
色々な経験があったからこそ「今」がありますよね。
英語で、今現在という単語に「Present」という言葉があります。
よく見ませんかこの単語?
そうなんです、プレゼント、ギフトです。
今この瞬間がギフトなんです。
「川の流れに逆らうのではなく、川の流れに身を任せる」、僕も働いていた時に先輩から言われたアドバイスです。
そうですね、なんくるないさ精神で!
ありがとうございます。