この世の中に、心の闇がなかったり、
自分の弱い部分であったり、マイナス思考を持ったことがないという人は
一体どれくらいいるでしょうか?
幸せそうな人だったり、どんな有名な僧侶であったり、宗教家であったり、
あなたが尊敬する人でも、人生一度はそういうダークな感情を抱いたことはあるはずです。
きっと、本記事を読んでいるあなたは、このことで悩んでいるかもしれません。
僕は、10代に家族のダークな部分に大分悩み、
そして社会人になって、特に20代から30代前半までは、
自分のダークな部分にずっと悩まされてきました。
逃げたくても、目を背けても、追いかけてくるこの闇の感情は、
決して安心をもたらすものではないですし、
それを経験した人は、克服したいと誰もが願うことでしょう。
僕は、この2年、その自分の嫌だとずっと思い続けてきた部分と向き合い、
大分楽に生きることができるようになりました。
今では、そのダークな部分があったから今の自分があることに、とても有難く感じてます。
本日は、あなたの苦悩が、少しでも緩和されることを願って、
僕が思う心の闇・自分の弱さ・マイナス思考の原因と、
僕がそれを今だから感謝できる理由をお届けします。
一言だけ先に言わせてください。
この心の闇・自分の弱さ・マイナス思考は、実はあなたが輝くための原石です。
僕は、そう信じてます。
それでは、はじめますね。
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過去の経験や環境が大きく影響
心の闇やマイナス思考は、幼い頃の家庭内環境であったり、
学校での人間関係であったり、
好きな人(家族や恋人を含む)との出来事の体験であったりと、
過去の経験や環境が大きく影響しております。
特に小さい子供は、無防備で自分の心の守り方なんてまだしらないため、
外部からの刺激にとても敏感に反応してしまいます。
特に、辛かったり悲しかったりする出来事は、
記憶として残らなくても感情だけが潜在意識に刷り込まれてしまうこともあるので、
そのインナーチャイルドの傷がいえないままでいると、
大人になっても、その不満が行動に影響を及ぼすことがあります。
(インナーチャイルドについては、こちらをクリック)
また、そういった心の闇やマイナス思考が、自分の弱さにもつながっているものです。
(ただ、自分の弱さって自分が勝手に”弱い”と思い込んでしまっているだけなんですけどね)
例えば、僕は小学生のころ、ある言葉を言われることがとても嫌でした。
友達から言われ、周囲から言われ、兄貴から言われ、
それはいつしか心の傷となりトラウマとなり闇となっていました。
そういわれる自分のことが嫌になり、自分自身を疑い、自信が持てず、好きになれませんでした。
逆に、自分を責めてしまっていました。
そういう自分のことをいじめる弱さが、僕にはあったのです。
ちなみに、今でも似たようなことを言われることがありますが、
今では全~然気にもなりません。「で?それがどうかした?」って感じです(笑)
また、高校生の時は、先輩に冗談で「おまえ、才能ないな~」って言われ、
それがびっくりすることに、僕の心に直球でずっどーんとあたり、
努力派だった僕は、その時、努力しても無駄だ、才能がなければダメなんだって勝手に納得し、
それが傷になっていたことを、この1年で知ることになりました。
だから、社会人になって「センスがない、能力がない」なんて言われた時に、
癒えてなかった傷がさらに深くなってしまったので。
土砂崩れのように自信を喪失してしまったのは、しょうがなかったのです。
そして、そういうことを言われてしまうと、
もうこれ以上傷を大きくしたくないと、つい自己防衛として相手のことを悪く思うか、
もしくは、失敗してしまったら、「ほら、才能ないんだから」っとマイナス思考になり、
自分自身を責めて、勝手に落ち込んでしまうのです。
あなたもよく自分の内側を観てみると、
きっと自分の嫌な部分というのは、過去の出来事と深く結びついていることを認識するはずです。
つい自分を責めてしまう思い癖
これは、もしかすると、親や周囲の大人(例えば先生)が厳しかったり、
叱られて育てられた人に特に多くみられる傾向かもしれません。
怒られた後のフォローもなく、
それが何度も繰り返されることで、自分はダメなんだと”思い込み”、
その思い込みが細胞の1つ1つに刷り込まれ、
なにか困難にぶつかると、つい過去の感情がよみがえり、
その大人たちの代わりに、今度は大人になった自分が自分自身に叱ってしまうのです。
「なんで自分はこうなんだ」「自分はダメな人間だ」「やっぱり自分には無理だ」などと
過去にも抱いたネガティブな言葉をもって、頭の中で自分に言い聞かせるのです。
日本人には、完璧主義者が比較的多いと聞きます。
きっと、そういう方たちの多くに、完璧でない不足している自分を責めてしまう傾向があるのではないでしょうか?
しかし、ここで気づいて頂きたいのは、
大人になって、こういうマイナス思考を働かせているのは、
他の誰でもなく自分なのです。だから、こうして落ち込んでしまう自分にあなたは悩むのですよね?
過去の経験が癒えていないので、仕方ありません。
しかし、ここで今気づいて頂きたいのです、
それがただの”思い癖”であるということに。
癖、ただの癖です。かなりべっとりした癖ですが、、、
しかし、癖は、直すことができますよね?
人の性格というものは、なかなかかえることはできませんが、
考え方は、大人になってからも変えることができるので、
マイナス思考は、これからでも改善できるとまずは信じてください。
何十年も抱いていた癖なので、1日そこらでは手放すことはできませんが、
着実に癖を直すことはできます。
自分を責めるエネルギーを、自分を癒すエネルギーへと代替えしていきましょう。
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闇があるから光がある
実は、心の闇というのは、あなたが向き合うと決めた時に、
光り始めるのです。
宇宙に闇があるから星が輝くように、
光と闇は表裏一体の関係にあり、闇なくしては、光もありません。
だから、闇は決して悪いものでもないし、無視するものでもありません。
そして、決してふたをするものでもありません。
なぜなら、逃げようとすれば逃げようとするほど、闇は追っかけてきますから。
しかし同時に、その闇の後ろから光も追っかけているのです。
実は、今日この記事を書こうと思ったきっかけがありました。
それは、職場で、年下のスタッフが、夜就寝の際、電気やテレビなどをつけたまま眠るといい、
なぜかと理由を聞くと、自分のマイナス思考を働かせないように気分を紛らわせるためだと
返事しました。
この彼女、去年はうつ病を経験しておりました。
ダークな自分が暴れてしまったのです。
しかし、現在は、そのダークな部分を観ないようにしているとのこと。
だから、今の彼女は、落ち込むことも大分少ないし、精神も安定し、
元気にふるまっています。
ただ僕が感じることは、それは、一時しのぎにしかすぎず、
体調を壊したときに、ふたを開けてぼわーん出てきて、またあなたを襲います(うわ、こわ!)。
今は、状態がいいので彼女にあえて何も言いませんでしたが、
くさいものにふたをしたままだと腐れてしまうので、
掃除をしてあげる必要が必ず出てきます。
掃除をするときれいにピカピカになりますよね?
それです、光り輝く瞬間です!
なので、闇は「隠さず、無くさず、恥じず」です。
マイナス思考の人は、その自分を克服しようと、
「いいところをみつけて伸ばしましょう!」なんてアドバイスを受けたことがあるかもしれません。
はい、確かにそれで効果を出す人もいます。羨ましいですよね。
しかし、効果がでなくても大丈夫です。
僕は、そのいいところも大切し、そのマイナス思考も大切にしてほしいと思います。
なぜなら、それだけあなたの伸びしろがあるのですから。
僕は、マイナス思考に向き合うときに、自分の深層心理がわかり、
それを見つけて光を照らしてあげることで、
本来の自分らしさが出てくると思っております。
僕の場合、マイナス思考になった時は、自分が成長したいと感じている時だと思っております。
成長したい自分に気づくと、努力できるんですよね。しかも頑張らずに。
(僕の記事をいくつも読まれている方はもうご存知でしょうが、僕は頑張るという言葉が苦手です)
成長したい思いと努力することが、僕らしい生き方だとわかった時、
マイナス思考の闇が光のエネルギーになるのです。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉があるように、
泥があるからこそ、蓮が美しさを増し、人々を魅了するのです。
泥があるから、蓮が蓮でいられるのです。
なので、あなたの闇は、光り輝く蓮の花があなたの心に育つのにかかせないものなのです。
まとめ
本日は、心の闇・自分の弱さ・マイナス思考の原因について、
過去の経験や環境が大きく影響してこと、
そしてつい自分を責めてしまう思い癖によりもたらされるということ、
最後に、僕がこのダークな部分を感謝する理由として、
闇があるから光があるのだということをお話させて頂きました。
今は、このダークな自分に悩まされて仕方ないかもしれません。
しかし、うつ病を克服した僕が、このダークな自分と向き合って初めてわかったのは、
そのダークな自分が、実は幸せに生きるのにとても大切な要素であったということです。
きっとあなたも、そのダークな自分を受け入れた時、
それが有難いものと感じ、感謝の気持ちが湧いてくると思います。
では、次回は、僕が実践した
自分の心の闇・自分の弱さ・マイナス思考と上手に付き合って生きることが楽になった方法をお伝えします。
自分でその自分と向き合う準備ができた方は、そのままお読みください。
ただ、人によって、心の状態が違いますから、
もし準備ができていないと感じる方は、無理にはやろうとしないでくださいね。
以下をクリックしてお進みください。
心の闇・マイナス思考を克服し楽に生きる方法を一緒に実践してみよう♪
写真提供元(Photo by Freddy Marschall on Unsplash)
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