感動のジブリ映画『思い出のマーニー』から学ぶ自己否定を克服する方法

 

僕たち家族はよくレンタルビデオ屋からDVDを借りるのですが、

こちらのビデオ屋さんに、日本のアニメや映画なども置かれおり、

ジブリ映画は、我が家でもとてもお気に入りのシリーズなのですが、

そのジブリシリーズで知らなかったパッケージが目に留まり、

どこか不思議な感じのする二人の背中合わせの少女に魅了され、

子供たちと一緒に、本映画『思い出のマーニー』を観ることになりました。

偶然にも、原作である『When Marnie Was There』という本が我が家にあり、

妻が幼い頃に何度も読んだ物語でもありました。

 

そんな偶然的な出会いのビデオですが、

映画のストーリーそのものも、主人公のアンナの偶然的な出会いや繋がりが興味深く描かれていました。

また、映画の所々で心打たれるシーンがあったり、不思議な感覚に陥ったりすることもあり、

見終わった後は、なぜか心洗われる感動がありました。

 

そして僕は、映画監督の米林さんのメッセージに強く共感しました。

『変わろうと願う人だけが、変われると、ぼくはおもっているんです』

(公式ページより:http://www.ghibli.jp/marnie/)

 

変わることが大切だとはすべてを肯定しませんが、

傷付いた心は、必ずいつかは癒えるものだと僕は信じており、

その大切な一歩が、自分で起こす行動だと思っております。

 

それを感じることのできた映画だったので、

この映画を是非、心に傷を負い、前に進めずに悩んでいる人に見て欲しいなと思い、

今回は、その内容を記事にしました。

(注:ネタバレが入ってますので、まだご覧になっていない方はご了承ください)

 

ちなみに、「自己を否定する人って全然理解できない!」と否定的な意見を持たれる方には

本映画は、おすすめしません。

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おおまかな物語のあらすじ

主人公の12歳の少女アンナは、孤独感に苛まれて、

「自分のことが嫌い」っと強い自己否定感をもっていました。

(映画の始まりから、ドキっとするすごいインパクトのあるメッセージでした)

その原因の一つに、

幼い頃に両親を交通事故で亡くし、その後にアンナを世話をすることになった祖母も病気で他界するという、

アンナには悲しい過去がありました。

自分のことを置いてけぼりにしたその家族のことに憎しみすら感じていました。

そして里親に大切に育てられるも、養母が自治体から養育費を受給していることを知り、

心に距離を置くようになり、学校でも常に孤立していました。

 

ある時、持病のぜんそく発作を起こし、

夏休みを利用して、田舎にする親戚の夫婦のお家で療養することに。

自然に囲まれた環境でゆっくり時間を過ごす中、

夢の中でマーニーという金髪の少女との出逢いにより、アンナの心の癒しの旅が始まります。

主にはそのマーニーとのやり取りの中でアンナが心をどんどん開いていくことで自分の闇と向き合い、

アンナが元気を取り戻していきます。

そしてまた、途中で登場する久子というマーニーの幼馴染との出逢いにより、

マーニーとアンナの本当の関係性を知ることになったり、

現実世界でサヤカという本映画で後半にアンナが自分を取り戻していくのに大きな役割を担う少女との出逢いが、

「自分は愛されている存在なのだ」と感じるきっかけにつながり、

アンナが現実を受け入れ、自己否定を克服していき、

最後に、幸せな関係を再び養母と築いていく姿が描かれています。

 

公式ページの映画紹介のキャッチプレーズに、

『この世には目に見えない魔法の輪がある』と書かれているのですが、

この文言に本映画のすべてが凝縮されています。

 

僕がこの映画に魅了された理由

この映画を気に入ったポイントは、

アンナが夢の中でマーニーと会話することを通して自己ヒーリングをしていることでした。

誰にも打ち解けられないアンナが、なぜかマーニーとだけは初対面から心が許せ、

そして、お互いの秘密まで話すことに。

それぞれに持つ闇。

それは、自分は幸せでないと思っていること。

二人とも、両親との関係が薄くて寂しい思いをしており、

お互いに、お互いの人生の方が幸せそうに見えること。

隣の芝生は青く見えるように、自分の何かが欠けているのです。

そしてそのかけていることの穴埋めを、

お互いでコミュニケーションをしサポートしあうことで、

そのでこぼこ道の穴が埋まって舗装され、

自分の人生を受け入れ、穴につまづくことなく歩めるようになりました。

僕には、この二人がお互いを鏡としてみているようで、

相手を受け入れ・許すプロセスを通して、自分自身を癒しているように見えました。

そして結果として、今の自分への慈しみが生まれ、里親のことをお母さんと再び呼べるようになり、

現状に感謝している姿に、インナーチャイルドを癒した人間の成長をみることができました。

この成長をみて、こちらの心まで洗われそうです。

 

ちなみに、以前インナーチャイルドについて書いた記事がありますので、

もしインナーチャイルドがどういったものか知りたい方は、こちらからどうぞ。

(本記事は、海外在住の方のみならず、孤独感を持つ方に関することを書いております)

海外で孤独感を抱くあなたへ贈る、密かにかかえてる心の傷を癒す方法

 

そして、もう1つ僕がこの映画を気に入った理由として、

家族愛が描かれていることでした。

 

映画の最後のあたりで発覚した、実はマーニーがアンナのおばあちゃんだったとわかった時、

自分もアンナ同様に大きな喜びを感じました。

(ついつい、のめり込んでしまいました!)

僕が素敵だなと思ったのは、

アンナの母親がマーニーの大切な娘であり、その娘とお婿が事故で亡くなった後、

一人残された大切な家族であるアンナを世話をすることになったマーニーの想いが、

アンナの夢に出てくる幼少のマーニーとなり、苦しむアンナを助けていたことです。

縦と横の透明な糸でつながる見えない家族の絆、そしてその家族による癒しの力は、計り知れないものがあります。

僕が再認識したことは、家族のことで深く傷ついた場合、

最終的には自分が家族の愛を感じることにより癒されると。

 

個人的に感じたことですが、

自己否定し今悩み苦しんでいる人に向けて、

人は幸せになるために生まれてきたのだから、あなたは傷を癒し必ず立ち直れる!

という何か大切なメッセージがその家族愛にたくされているような気がしました。

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傷ついたアンナの心の癒しから学ぶこと

自分の辛い秘密(悩み)をマーニーに打ち明けるアンナ。

彼女にとっての闇なのですが、

それを口に出した後、とても泣きじゃくっていました。

 

そうなんです、人間自分の闇を人に打ち明けるほど勇気のいることはありません。

 

なぜか、のどが詰まるように声がかすれてしまったり、

咳払いしたくなる現象はよくあることです。

それくらい自分にとってつらいこと、そして重いことなので、

身体が拒否反応してしまうのです。

 

しかし、それを言葉にし声にして吐き出すことで、身体はとても軽くなることもまた事実です。

 

以前自己否定していた経験を持った僕にもそういった体験があります。

その当時は、まだ自分で自分を癒す方法を知らなかったので、

カウンセリングのようなものを受けました。

その時に体験したことは、

自分の悩みを素直に認め受け入れ、そしてその悩める自分を許すことで、

自分自身の足で立って生きれるようになった強烈な感じがありました。

僕の場合、自分の悩みを聞いてくれ、またそれを受け入れ「大丈夫だよ」っと

声をかけてくれた相手がいたことは、とても大きな救いでした。

それは映画でいうと、ちょうどマーニーが慈悲愛をもって、アンナのことを包み込んでくれる場面と、

似たような感覚があるかもしれません。

 

 

傷ついた過去のことを話すのは決して簡単なことではありません。

 

しかし、自分が安心できたりココロ許せる相手がいたり、

その過去を話せるのにふさわしい安全な場所が確保されていたら、

その自分の傷を癒すチャンスが与えられています。

カウンセリングでスピークアウト療法というものがあるのですが、

言葉の通り、声に出して話すことが癒しになっていくのです。

 

自分のもつ闇を信頼できる人に話すこと。

それが、自己否定克服への第一歩になると思います。

 

人はみんな幸せになるために生まれてきた

僕は、ハッピーエンドで終わる映画が大好きです。

きっと、自分の今世もハッピーエンドで終わる信念が、

潜在意識の中にあるからかもしれません。

先ほども、この映画のメッセージとして、

人はみんな幸せになるために生まれてきたという言葉が隠されているように思えたことを話しましたが、

人それぞれおかれている境遇は異なれど、いかなる状況であれ、

幸せとは万人に与えられたものであると僕は教わりました。

その幸せをどう受け取り、そしてどう感じるかは人さまざまです。

 

本映画でアンナが自分の傷を癒し、幸せを感じたように、

負った傷は、何らかの形で癒え、幸福感をもたらすと僕は信じております。

傷をかばうには、一番は、自分自身の内側とつながること、

そして、次に大切な家族や信頼できる人とつながることだと思います。

(宗教されている方は、神かもしれません)

そこにきっと大きな幸せが待っているはずです。

 

まとめ

今回は、ジブリ映画『思い出のマーニー』を鑑賞して、

自己否定を克服しているプロセスや

傷ついた心を癒すヒントを学ぶことができたので、

自分の闇を抱えている人が、少しでも本映画を通して

気持ちが楽になれればいいなと思い、

ブログで取り上げさせていただきました。

もし、どのようにして自分の闇とうまく付き合えばいいのかわからない場合は、

安心できる方や信頼できる専門のカウンセラーにご相談されてください。

必ずあなたの傷はいつか癒えますから。

 

(写真引用元:http://blog.goo.ne.jp/rascalgogo55/e/70bb23958d49e4e9d0cb3cd4671c7724

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