ニュージーランドと聞いて一番初めに思い浮かぶのはなんでしょうか?
フルーツ好きの人はキウイ、スポーツ好きの人はラグビー、
そして、動物が好きな人は、ヒツジでしょうか?
今日は、羊のことを取り上げますね。
ニュージーランドでは、寒い冬が終わり、だんだんと日が長くなって温かくなってくる9月になると、
あたりの牧場では、一斉に子羊が誕生し、
かわいい白いぬいぐるみのような姿が春の訪れを知らせてくれます。
僕はこの季節が1年のうちで一番好きです。
きっと、日本で春に生まれたからかもしれません。
子羊同士で戯れている姿や、親子でのんびりしている様子は、
疲れている心をスーッと癒してくれます。
今日は、あなたにそんな癒し映像をお届けしたくて、
以前にビデオでとった動画を紹介します。
あ、素人の僕がとった映像ですが、観てくださるとうれしいです。
特に子羊が日向ぼっこしている姿や、
お母さん羊のところにいって、しっぽをくるくるふる姿はなんともいえません。
では、下の動画をクリックしてご覧ください。
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いかがでしたか?
早ければ8月からこういった姿があたりで観られます。
ニュージーランドは、街から一歩でると道の両サイドに牧場が広がり、
羊の姿を観ることができます。
ただですね、羊はとても警戒心の強い動物なので、
道の端に車を横付けして1ぴきでも人の気配を感じると、
一群ごと逃げて行ってしまうので、
そーっとそーっと近づくか、車の中から羊をご覧になってください。
そうすると近くででも観賞ことができます。
ニュージーランドに来ると、かかすことのできない情景です。
そんなひつじ大国のニュージーランドですが、
僕の妻も牧場育ちで、義父は羊飼いでした。
さすがは、牧場娘と思ったことは、
自分のペットが子羊だったそうです。
なんか、いいですよね?(あれ、僕だけですかそう感じるの?)
僕が妻と出逢った10年以上も前は、
人一人に対する羊の数にびっくりしたものでした。
どのくらいの比率だとおもいます?
妻にその割合を質問されて、正解することはできませんでしたが、
なんと人1人に対して羊が”11匹”でした。
その質問を友達にしても、僕と同じく驚きの反応でした。
ちなみに、一番羊が7000万匹と多かった1982年は、
人1人に対して羊が22匹だったというから、ニュージーランド=羊というイメージがつくのも当然ですね。
そして、ニュージーランドの人口は現在約470万人です。
少なくないですか???
だって、日本の本州くらいの大きさの土地にたったの470万人ですよ!
しかも、主要3都市(オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ)で総人口の半分を占め、
たったの250万人くらいがその他の土地に住んでいるのですから、
ゆったり暮らせる理由がわかりますよね。
イメージとしては、東京・大阪・名古屋を除いた土地に
250万人が本州に点在して暮らしているという感じでしょうか?
だから、広大な土地で酪農であったり、羊牧場であったりと農産業が盛んなのがわかります。
しかしですね、今はニュージーランドを代表する羊の数も減ってきているようです。
現在は、人1人に対して羊が6匹だそうです。
もちろん、人口が増えて比率が変わったということもあるかもしれませんが、
羊を農業として営む農家さんが酪農に転じたりして大分減ったんですね。
7000万匹いた羊も今では約2700万匹らしいです。
ただそれでも、ニュージーランドで車を走らせると
どこをみても羊がいますので、楽しみにしてくださいね。
今日は、大分短めの記事になってしまいましたが、
羊の映像で、あなたの心がほっこりしたら幸いです。
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