大切な人を亡くしたあなたに贈る悲しみを受け入れ今を生きる方法

 

こんばんわ、ツグです。

 

今日7月25日は、去年亡くなった父親の誕生日です。

生きていれば、72歳になります。

72歳って日本ではまだまだ若い方ではないでしょうか?

 

今日は、朝から父のことを偲び、

色々と心に湧き出る想いがあるので、

私事で恐縮ですが、ウォームアップ無しに最初からがんがん語らせてください。

 

以前こちらのブログにも書いたのですが、

(→移住の際、ある程度は覚悟が必要。親との別れ、、、

父は僕がニュージーランドにいる時に亡くなりました。

とてもとても悲しい出来事でした。

ガンが発覚してわずか2か月で天国に逝ってしまったので、

あっという間でした。

 

「人はいつ死ぬかわかない」っと痛切に感じた1年でした。

 

だから「今を生きる」ということがとても大切なのだと。

 

正直、今の僕にはまだ「今を生きる」ということができているかわかりません。

なぜなら常に明日があると思っているからです。

明日が来ると思っているから、

「明日やればいっか」などと今この瞬間を無駄にすることだってあります。

だらだらと時間を過ごすのではなく、ホントは、もっともっと大切なことがあるのではないか?っと思うことも。

もちろん、そういう時間が大切な時もありますが、、、

けど、「もっと生きたい」と希望をもっていた父のことを思うと、

今この瞬間、僕にはもっとできることがあるのではないかと思ってしまうのです。

改めて、その教訓を再認識させられ、今日こうしてブログを書くこともまたその1つできることだと思い、

コンピューターを開きました。

「自分には次の日がある」という当たり前に思える感覚は、本当は幸せなことなんですよね。

 

僕は、長く感じたこの1年、父のことを回想することが度々ありました。

ふと突然、父の死のことが襲ってくることもありました。

悲しさこの上ありませんでした。

ただ、その度に、しっかり感情を味わうことで、前進することができました。

なので、しっかりその悲しさを受け入れるということは大事だと僕は思います。

 

そしてその感情はいつしか、大きなエネルギーに変わります。

例えば、何かこの先が不安になったり悩んだことがある時、

僕は父の顔を思い浮かべます。

今日実際に、動揺することがありました。

しかし、いつものように父のことを想像すると、

「すべては大丈夫だから、やりたいことをしないさい!」っと言ってくれているようで、

落ち着きを取り戻すことができました。

そのエネルギーとは、常に父に見守られている感覚です。

父の言葉を信頼し、自分を信じて、地に足をつけて歩むことができます。

 

今日、たまたま、仕事が終わってお家でテレビをつけると、

20年前に亡くなられたダイアナ元妃を偲び、息子のウィリアム王子とヘンリー王子が

お母さんとしてのダイアナ元妃のことを語り合っているドキュメンタリー番組がやっていました。

亡くなられた当時、お二人は15歳と12歳で思春期真っ盛り。

事故で亡くなられる前の電話が最後になるとわかっていたら、

あんな短いものではなく、もっと長くそして大切なことを話していただろうと、

当時の苦悩を語っていました。

長いことその悲しさ辛さを押し殺し、触れないようにしていたそうです。

何不自由でない生活を送られているように見える王子たちだって、

人としての悩みであったり、葛藤であったりがあるんです。

そして、哀しみがあるのです。

しかし、そういった困難に直面して来た彼らにも、悲しみを受け入れたから「今」があり、

地に足をつけ、今できることとして、

母親がやってきたエイズや地雷などに関する慈善事業を色々と引き継いで活動しているのです。

今を生きているのです。

偉大なる母親の愛が、彼らを支える大きなエネルギーになっているように見えました。

もちろん、所詮こどもなので、今でもその死を思うと悲しいとおっしゃっていましたが。

その時は、ただその感情に寄り添えばいいのです。

「今を生きる」エネルギーに変わるまで。

 

大切な人を亡くすというのは、とても辛いことでもありますが、

それが起点となって、自分の人生を見つめる機会にもなります。

そして、その方の死が自分を温かく見守り、

背中を支えてくれるような大きなエネルギーに代わります。

やりたいこと、自分ができることをする、

こういうことが実行できること自体いま生きていることの証であり、

その方があなたに望むことでもあると思います。

ただあながの幸せを願っているはずです。

 

本記事の最後になりますが、

人には避けられない大切な人の死というものを経験します。

その際に、まずは、「悲しんでも良い」と感情を押し殺さず自分に許可をだし、

気持ちを味わうのです。

そしてそれがあたなを支える大きなエネルギーに代わります。

何かに悩んだり、不安や葛藤が起こった時、

あなたのその大切な方のことを思ってください。

想像してください。

じわーっと心温まり、気付けば大きなエネルギーに癒され、

気持ちが前向きになっているはずです。

大丈夫!あとは、「今」やりたいこと、できることをすればいいのですから。

 

PS

葬儀屋の方が作ってくださった、父の想いでのアルバムを先ほど見て、

そのテーマソングの歌詞が心響くものでしたので、

あなたにも何か感じるものがあるのではないかと思い、

その歌を共有したいと思います。

「中島みゆきさんの『糸』」という曲です。

有名な曲とは知りませんでした、、、

色々なアーティストがカバーされているようですが、

ミスチルの櫻井さんがカバーした歌声に感動したので、

こちらを紹介させてください。

 

(写真画像元:Photo by Caleb Jones on Unsplash)

 

 

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