ストレス解消っていろいろありますが、この怒りの感情からくるストレスは少し厄介だなって感じます。
コロナウィルスによるロックダウン中に、僕は比較的ご機嫌にすごせておりましたが、ここ最近なぜか心が落ち着かないというか、何かにイライラしておりました。
そういう時は、外に散歩に出かけたり、テレビを見たり、睡眠をとったりなどいろいろな方法で気分をリフレッシュすることをします。
けど、今回のイライラは、なぜか消えず、
家族のちょっとした喧嘩を聞いて、イライラし、「あーーー」って、爆発しそう!でしたが、その前に対処できました。
ふーーー、、、
前回の記事にも書きましたように、今回は、その解決法をお伝えしたいと思います。もしまだ前回の記事をお読みでなかったら、そちらから是非読まれてください。
前回の記事→http://realnewzealandlife.net/heal-the-anger-stuck-in-your-body
目次
まずは、自分の時間をゆっくりとること
こういう時は、自分の時間をしっかりとって、僕の場合、自分の内側を見つめます。
僕は1時間その時間を確保するようにしています。
普段の生活で、どうしてもそういった自分と向き合う時間をとることを忘れてしまいます。しかし、この感情って厄介なもので、放っておいても消えていかず、むしろ蓄積してしまうので、爆発する前の対処が必要なんです。
毎日でないくてもいいのです。仕事が休みの日や一人になる時間がある時で構わないので、その時間を決めるのです。
安心できる場所の確保をする
自分の時間を決めたら、その自分と向き合う環境を確保します。
これは、自分が安心できる場所です。ここにいて誰にも邪魔されず、かつ落ち着ける場所です。
お子さんがいる場合は、別の部屋に行ってください。
外に行った方がいいと思う場合、それでも全然かまいません。例えば海とか。
自分の感情を素直に全てさらけ出すので、その安心できる場所を確保することはとても大切です。
紙に書き出す3つのステップ
ここからが、実践になりますが、僕は、このなかなか消えないイライラに向き合う時は、カウンセリングのテクニックを使ってます。
なぜ自分がイライラしているのか、まずは自分に聞いてみます。
その質問で、パッと反応した出来事であれば、それをターゲットにします。
もし何も出てこないのであれば、直近でイライラしたことで構いません。
それをネタに感情を書き出していく作業をしていきますが、おもしろいことにその中で別の出来事が出てくることがあります。それが、根元になっていることがあるので、その時はしめたものです。
それでは、順にステップを追っていきます。
ステップ1:出来事を書く
ここには、事実だけを書きます。
例えば、今回の僕の場合だと、「高校生の頃、両親が喧嘩した」と書きました。
そこには、感情は書かず、ただ起こっただけのことを書くのです。
人に何かを言われて傷ついた時も、感情の言葉は入れず、「誰々さんに~と言われた」とだけ書きます。
ステッ2:自分の感情を”思いっきり”吐きだす
ここでは、とにかく、その出来事を思い出した時に出てきた感情をすべて紙に出し切ります。
もう、自分の心が黒かろうがなんであろうが、その感情を絶対ジャッジしてはいけません。そういう場所ではありません。
なので、正直に「はかやろー!」とか、「このくそったれー」など、出てきた言葉や感情があれば、書き出してください。誰もあなたをジャッジする人はそこにいません。あなたは、安心できる場所にいるのです。
僕は、こういった感情がその時に出てきました。
「そんなことしないでよー、俺悲しいよー」「もうやめてくれー」「辛いよー」などなど。
この時に、けっこうあの時のことがリアルに感じることがあるのですが、それも大丈夫。自分は現実的には安心できる場所にいます。過去の自分を記憶を通して救済しにいっているだけです。
自分を少し落ち着かせたい場合は、何度か深呼吸してください。
ステップ3:自分の感情を受け止める
このステップは大切なのですが、今の自分が第三者的な役割となって、過去のその自分の感情を受け止める作業をします。同情したり、認めてあげるようなイメージです。
これまでに傷ついた自分を癒せずにいたので、その傷をいたわるのです。
こういう経験ないですか?自分がつらい経験した時に、身近な人が支えてくれて、心が救われたこと。その人は、あなたのことを否定せず、感情を受け止めてくれたはずです。
今回は、あなた自身がそのサポーターになるのです。自分がその痛みを一番わかっているので、本当に効果的です。
参考になる声掛けとしては、
「うん、わかるよーあなたの気持ち」「そうだよねー、(吐き出した感情)そう感じてしまうよねー」「大変だったねー」など、あなたがその時にかけられて、嬉しかったり、心が救われるような言葉。
僕の場合、目をつぶりながら「そうだよね、辛かったよね」「両親に仲良くあってほしかったよね」「本当に怖かったね。けど、もう大丈夫俺がここにいるから。俺が見守るから。安心していいよ。」って言いながら、過去の自分をハグしてました。
やばかったです、、、号泣してました。
出てくる涙は、止めずにどんどん流してくださいね。それも大きな癒しにつながりますから。
まとめ
今回は、「なぜかイライラいする」というと時に役立つ解消法を紹介しました。
まずは、自分の時間と安心な場所を確保する。そして、3つのステップに沿って、紙に書き出していくこと。
最初は、どうやっていいかわからない場合があるので、その際は、ぜひカウンセリングを体験されてください。僕のカウンセリングでは、実際のセッションを含め、ご希望であれば、あなたが自分でもできるように指導いたします。必要な方は、こちらからお問い合わせください。→お問い合わせ
これからも貴方が大切な方とご機嫌よく過ごせるように、祈っております。
写真提供元(Photo by Stormy All on Unsplash)
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