こんばんわ、ツグです。
今朝は霜が降りるほど冷たいサウスランドでしたが、
お昼には20度越えと、晴天でカフェにいるお客さんも外で日光浴を楽しまれてました。
僕はというと、、、
あー、残念、仕事で室内にいたので、
お天気を満喫できませんでした(泣)
昨日は、国際結婚の子育て、2つの方法でバイリンガルキッズになりました
をお届けしました。
今日は、その記事の中でもちらっと書いた、
母国留学のことです。
目次
母国留学って???
あ、すみません、勝手に造語を作りました(笑)
何かというと、
日本に住んでいる場合は、パートナーの国ニュージーランドに里帰りし、
そのついでに子供を現地の学校に通わせてもらうことです。
そしてこちらに住んでいる場合は、逆に日本の学校に一時的に通うことです。
国際結婚における子育てで、
やはり言語習得は気になるトピックですよね。
今日は、その方法についてお届けしますね。
ニュージーランドから日本への母国留学
日本では、小学校・中学校は義務教育となっており、
日本人である国籍を持つ限り、
在外日本人でも一時帰国の際に、公立の小・中学校に短期で通えます。
これを一般に「体験入学」という位置づけで
役所や役場でその手続きをします。
体験入学ということもあって、
4週間を限度としており、
僕の住んでいた役所では、
2週間以上通うという条件もありました。
手続きに必要なもの
これは、僕の役所でのケースですが、
手続きに必要だったのは、
- 子供のパスポート(もし両国のパスポートがあれば、両方)
- 僕のパスポート
- 子供が住むお家の人の身分証明と署名(僕の親の運転免許書と署名)
- 印鑑
- ニュージーランドでの在学証明書(こちらの学校に文書を依頼するともらえます)
でした。
地域によって書類は違ってくることもありますので、
予め、予定されている小・中学校管轄のお役所にご確認ください。
あと、小学校への電話もしました。
僕たちの場合、母親にお願いして
小学校の校長先生とやり取りし、
趣旨を伝え許可を頂いております。
この事前のやり取りはけっこう大切かと思われます。
お世話になるところですからね。
日本からニュージーランドへの母国留学
ニュージーランドの国籍を取得している子供は、
こちらの教育を受けれることになっております。
上の子がこちらの保育園への通園しました。
必要な書類は?
手続きに必要だったのは、
- Birth Certificate(出生証明書)
- NZパスポート
- Citizenshiip(市民証明書)
でした。
ちなみに、書類の手続きややり取りは、
こちらの家族にお願いしてやりましたが、
上記の原本は、現地についてからでもよいということで、
コピーをメールで送りました。
実際にやってみて良かったと思うこと
①のケースは上の子は4回、下の子は2回経験しております。
そして②のケースは上の子が2回経験しました。
やはり、子供たちの現地の会話力が上がることが一番大きいです。
そして、お友達ができることや現地の学校ならではの教育が受けれることもいいですね。
毎回、帰る時期が違いますが、
運動会の時期にかえってその体験をさせたり、
入学式を体験させたくて4月に帰ったり、
はたまた、こちらの長期休暇である夏休み(12月~1月)を利用して帰って、
お正月を経験させたりと、
毎回、一味違う体験をさせております。
1年前に日本へ帰省した時、
下の子に一番何がよかった?と聞いたら、
「きゅーしょくー(給食)」と言われました(笑)
そうなんです、ニュージーランドには学校給食はありませんから。
ただ、楽しかったことばかりではないんですね。
大変だったのは、やはり授業のお勉強です。
本人が一番大変ですが、
日本語は理解できても日本語での読み書きができないと苦労します。
個人的にはこれもいい経験だと思いますが。
あと、上級生ともなると
社会科は歴史も習うので、そうなるともうさっぱりです。
案の定、上の子は、社会・理科は意味が分からないからつまらない
といっていました。
そこは、親としてもしょうがないですよね。
あと、経験からして
1回その学校に通わせてもらうと、
2回目が行きやすいです。
子供も知っているお友達がいるのでなじみやすいし、
ニュージーランドから来たというのがすっごく子供たちの印象に残っているみたいで、
他のクラスからもやってきて話しかけてくれます。
もちろんその本人の性格にもよりますが、
うちの子たちは友達作りには苦労しませんでした。
最初は、一緒に教室までいくなどのサポートは必要ですがね。
心得ていたいこと
親として①②とも心得ていた方がいいことは、
いくら国籍をもっており学校に通わせる権利があるといっても、
やはり短期での受け入れを好意をもって先方は受け入れをするので、
それが当たり前のような態度はとらぬことですね。
先方の立場からすると、
やはり準備があったり、授業中のサポートをしなくちゃならないなど、
余分に手はかかりますからね。
インターネット上でこの体験入学のことを調べてみると、
断れてしまうケースもあるようです。
ですので、まずは現地の家族の協力を得ながら、
事前のやり取りをしっかりされることだと思います。
僕たちの場合、
子供たちの担当の先生には恵まれ、
すごく面倒を見てくださり、
勉強の面でも子供たちの日本語レベルに合わせて教え方を工夫して下さり、
本当に貴重な体験をさせてくれました。
まとめ
以上、個人的には、この母国留学はすごくお勧めします。
それは、日本語習得ということばかりでなく、
子供たちが大きくなった時、
この異文化体験がきっと大きな遺産となっているに違いないです。
では、明日も
こちら『リアルニュージーランドライフ』にて
お会いしましょう。
僕が本ブログで望むこと、
それは、貴方の想いがカタチとなり、
活き活きとした生活を送って、
貴方らしい幸せな人生を歩むことです。
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