ニュージーランドに住むにあたって、まず最初に選択が迫られるのは、
賃貸にするか、購入するかということではないでしょうか?
もしあなたが、日本から移住してきたばかりであれば、
僕個人的には、賃貸にすることをおススメします。
以前に賃貸に関する記事を書いたので、該当する方はお読みください。
移住の際のお家選び おすすめは、まずは賃貸で生活に慣れよう!
賃貸と持ち家、ニュージーランドではどちらが主流かというと、
持ち家が主流だと個人的には思っております。
よくみなさん、どうせ同じお金を払うなら、
自分の資産になるように、賃貸よりも持ち家を買った方がいいと、
みなさん口をそろえて言います。
そして、持ち家を僕も進められております。
ただ、オークランドでは、普通の住宅で100万ドルするといわれ、
持ち家を断念する方も多いと聞きます。
日本の東京並みの価格ですからね。
もちろん、都会を離れれば住宅価格も下がり、
マイホーム取得も夢ではなくなります。
本日は、お家の購入を検討している方に向けて
購入する前に知っておくといい住宅ローンのことをまとめてみました。
特に、まったく知識のない状態で、どこからスタートすればいいかわからない
っという方に向けて基本的な部分から書いてます。
実は、僕たちはこれまで賃貸で暮らしていたのですが、オーナーが売却することになり、
別に住むところを探さなくてはならない状態になりました。
42日間以内の退去となっているため、
差し迫る状況に内心不安を感じますが、
きっといいお家が見つかることを願って、購入に向けて僕も勉強中です。
なので、本記事は、僕が調べたことを中心に情報をお届けしますね。
英語のページから自分なりに訳した情報も掲載しますのでご了承ください。
まずは、あなたのマイホーム購入への参考になれば、幸いです。
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何からはじめればいいか?
まずはじめに、お家を探す前に把握しなくてはいけないことは、
自分が購入できるお家の予算です。
貯金で全額を支払える方を除いては、
ローン会社から住宅ローン(英語でMortgageモーゲージといいます)を借りることになります。
なので、まずはローン会社からいくらまでお金を借りることができるのかを調べる必要があります。
これをPre Approvalというのですが、ローン会社からの借りることのできる金額の事前承認をもらうことで、
お家を購入する1つのステップが終了したことになります。
基本的に、ローン会社の見るポイントは、いくらの頭金があって、どれくらいの支払い能力があるのかによって、
住宅ローンの金額や利率が決まります。
ローン会社からPre Approvalをとる方法は2つ
1つは、直接自分でローン貸付業者(主に銀行)にアポをとって、面談に行く方法、
もう1つは、Mortgage Broker(モーゲージブローカー)と呼ばれる、業者(主に銀行)と個人を仲介して、
個人にとってベストな業者を選んでくれるプロを活用する方法です。
どちらの方法をとるかはあなたの判断にもよりますが、
個人的には、後者の方が労力的にも、ローンの利率的にもいいと感じております。
理由としては、直接銀行にいってもブローカーを介しても、必要な書類を取りそろえたり、
審査過程は同じであること。
そして、周囲の体験談では、個人で銀行とやり取りした際は貸し付けてもらえなかったり、
高めの住宅ローンを提示されたのに、
その後ブローカーを通すと、審査に通ったり、より安いローンが組めたりというケースをよく聞くからです。
ブローカーがされることは、
いろいろな銀行をあたり、あなたにとってベストなローンを探してきてくれるということです。
そして、もう1つの利点は、ブローカーを通しても、ブローカーに仲介料を払うのはあなたではなく、
銀行がブローカーにお客さんを紹介してくれたということで、お礼金を払うようになっているため、
自分の手元からお金がでないことです。
それなら、プロに任せてもいいのでは?っというのが僕の考えです。
ただ、人によってはメインバンクに直接出向いて、交渉がうまくいけば、
安い金利でローンも組むことができるかもしれません。
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審査に必要な書類・聞かれること
対応されるローン会社やブローカーによっても多少異なるかもしれませんが、
ここでは一般的なものを記載します。
・あなたの収入(パートナーも含む)
・その他の収入(例:政府からの補助金受け取りの有無、Working for familiesはこれにあたります)
・子供や扶養者の有無・年齢・人数
・職業や就労状況(例えば、被雇用者か、個人主か。フルタイムか、パートか、契約か、など)
・預貯金状況(銀行口座の状況)
・信用状況(借金の有無や支払い履歴など)
・クレジットカードの利用状況や限度額
・支出状況(例えば、保険、電話、電気、賃貸の方はいくら支払っているか、etc)
・その他のローン(学生ローンなど)
・月賦払い等の購入品の有無
・所有する車の数
口頭で金額を申請できるものと、書類証明が必要なものがあります。
後者の方でよく求められるのは、
・給与明細
・クレジットカードの利用状況
・銀行の利用状況(支出・預貯金含む)
です。
いずれもだいたい過去3か月分の提示が求められます。
対応する方によっては、PDFで電子ファイルでの提出も受け付けることもあります。
クレジットカードの利用が多かったり、銀行のEftpos(デビッドカードのようなもの)を頻繁に使っている方なら、
紙ベースでの提出だと、明細の量が大分膨大になりますからね。
ただ、この際に1つ大切なことがあるのですが、
もしあなたの就業形態がフルタイムやパートではなくカジュアル(一定しない労働時間)であった場合や、
個人事業主だった場合、
審査のハードルが高くなり、過去2年分の収入状況を証明することもあります。
それは、基本安定した収入かどうかということを先方は判断したいようです。
なので、もしこういった就業形態で働いたばかり、要は働いて2年未満であった場合は、
審査が多少厳しくなることも心得ていてください。
もしも今は被雇用者でこれから自営業者になることを考えていらっしゃる方でしたら、
被雇用者の時にローンを組まれると審査も通りやすいかもしれません。
まとめ
本日は、お家を購入する前に知っておいた方がいいこととして、
住宅ローン、そして金融機関からの承認取り付け、ローン審査に必要な書類について、
話してまいりました。
次回は、住宅ローンの頭金について、お話したいと思います。
こちらよりどうぞ。
貯金がなくても家が購入できる?ニュージーランドの特別住宅ローンとは
PS
ここ数日、コンピューターが壊れて修理に出していました。
復活してうれしいです!
(写真提供元:Photo by Scott Webb on Unsplash)
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