こんばんわ、ツグです。
今晩、久しぶりにオーロラが発生しました。
仕事が終わって、ビーチにいくと、
ずらーっと車が並んでいて、オーロラ観測している人でいっぱいでした。
そして肝心なオーロラはというと、
ものすごーーーーーーーーーく、綺麗なオーロラが夜空を舞っており、
今までで見たオーロラの中でも、最大級のものでした。
あいにく、カメラを持ち合わせていなかったので写真を撮ることはできませんでしたが、
しっかり目に焼き付け、オーロラ観測を堪能しました。
ラッキーなことに流れ星や天の川もみれ、同伴した下の子も初めてのオーロラに流れ星に
感動しまくっていました。
満天の星空に青白いカーテンがゆらゆら揺れているような感じのオーロラの天体ショーは、
何よりも親子で見れたことが、ホント貴重な体験となりました。
さて、先日つくづく、ニュージーランド移住について
娘の気持ちをきちんと聞いたことがなかったなーと思い、
インタビューのような形で色々質問しておしゃべりをしました。
親の都合でこちらに来たと言えども、
子供の意見を聞くのも貴重だなと思い、
今日は、その質問に対する娘の回答を飾ることなく正直に書くことにしました。
子供の意見ということでご了承ください。
意外に、大人が感じないことを子供達は大切にしていることもありますからね。
そしてその回答に対しの僕の意見も多少書かせていただきました。
では、はじめます。
目次
質問1:ニュージーランドに来て良かったことは?
1.動物がいっぱいいること
これが一番最初に出てきた答えでした。
僕の娘は、大の動物好き。
こちらで一番初めに興味もった動物が猫でした。
1年目に義父の家の2軒隣に住んでいたので、
猫が義父の家と僕らの住んでいる家をよく行き来しておりました。
ニュージーランドは、猫が自由に出入りできるドアが、
窓ガラスについていたり、人が出入りするドアについていたりするんです。
猫も娘になついたからか
自分のペットとして猫が欲しいと移住1年目に訴え、
1年間我慢してもらい、SPCAという動物保護団体より猫を買いました。
ペットというのは、人間の癒しになるそうですね。
その愛猫に癒され、今でもとても可愛がっている娘です。
1年前からは、犬も一緒にお家で暮らしています。
猫や犬を飼っているご家庭も少なくはありません。
野良猫や野良犬も、野生動物の保護の観点からあまりいません。
動物へ対する意識も少し日本と違うかなという気がします。
あと、こちらは、比較的乗馬が身近な存在にあるように感じます。
乗馬クラブなんていうのもあり、
移住1年目に馬のキャラクターのおもちゃがすきだった娘は、
乗馬にも興味を持ち、スクールホリデー中に、
乗馬クラブのホリデープログラムに参加させたこともあります。
個人的には、小さいころから動物に触れさせるのは、
生きているものへの愛情を育むこととして、いいことかなと思っております。
2.広くてお家には庭がある。
日本にいた頃は、アパート住まいでした。
こちらは、オークランドのような人口の多いところではないので、
アパートというものはほとんどなく、
借家と言えども、1階建てで庭付きが多いです。
特に小さい頃は、お家の敷地内で屋外で走り回れるというのが、
嬉しいようです。
残念ながらトランポリンは我が家にはありませんが、
トランポリンをもっているご家庭も多いです。
子供は、飛び跳ねるのが大好きなので、トランポリンは大人気です。
質問2:ニュージーランドのイヤなところは?
1.虫がいるのがいや
動物は好きなのですが、虫が苦手な娘ちゃん。
特にクモは大の苦手。
こちらのお家にはよくクモがいます。
幸いに僕の苦手なゴキブリがいないだけ僕はうれしいのですが、
そのゴキブリが発生した時の反応と同じ勢いで、
相当怖がります、、、
とても小さいのですがね、、、
それに同調して、息子までクモ嫌いになってしまいました。
2.日本食がおいしくない
オークランドに住んでいると、
もしかすると日本食がおいしくないなんていう答えはかえってこなかったかもしれませんが、
僕らの住んでいる地域には、残念ながら日本食を食べれるレストランが限られており、
これまた味もいまいちで、
日本食大好きな娘ちゃんにとっては、嫌な点になるようです。
日本へ帰省した際は、食楽天国に来たかのようにはしゃぎますから。
とりあえず、こちらで食べるご飯には、
日本食もなるべく多く取り入れて、
娘の腹を落ち着つかせています。
3.おもしろいテレビ番組がない
日本のアニメは、世界でも価値が認められており、
ポケモンをはじめ、妖怪ウォッチなど英語吹替でこちらのテレビでもみることができます。
ニュージーランドもアニメファンがとても多いのですが、
娘もアニメが大好きで、
日本にいた時は、プリキュアが彼女の世界を飾っていました。
こちらにも子供向けのアニメや番組はあるのですが、
日本のようなキャラクターアニメはあまりなく、
内容もストーリー性がなく、娘は子供向けの番組はあまりみません。
その代わり、インターネットで日本のアニメを見たりしてます。
6歳まで日本で住んでいたので、
日本の心が染みついているのでしょうね。
質問3:ニュージーランドの学校のいいところは?
1.宿題が少ないこと
これは子供にとってはうれしいですよね。
はい、僕も嬉しいです。
いちいち宿題やりなさい!って、毎日こどもと葛藤しなくて済むので(笑)
ただし、もちろん宿題が全くゼロということではなく、
あっても本読みや英単語くらいです。
宿題の量は、日本よりもはるかに少ないです。
それを良いとするか悪いとするか、きっと家庭によって意見は異なるでしょうね。
僕は、良いとみております。
子供の自由時間が増えますから。
2.休み時間が長いこと
休み時間は、1時間半(モーニングティー30分、ランチタイム1時間:10分で食事がすむ)あるそうです。
ランチは持参なのですが、軽食が多く、パパッと済ませて、
残りの時間は、遊ぶ!っというスタイルだそうです。
学校は朝9時頃から始まり、午後3時頃には終わるので、
勉強している時間は4時間半。
勉強時間すくなーーーーーい!って思いましたが、
ニュージーランドの学力は、世界的にも高いようです。
量より質なのかもしれませんね。
ただし、小学校の学習内容は日本の方が進んでいますが、、、
3.勉強(授業)が楽しい
これは、おもしろい取り組みだと思ったのですが、
こちらの勉強の仕方は、あるテーマを題材に、
それを国語で勉強したり、算数で使ったり、
理科で学んだり、っと関連学習を実施しております。
娘の学校ですと、環境保全を題材にし、
国語でもその関連の文献を扱ったり、理科で実験を行ったり、
算数でその数値を計算式を使って学んだり、
芸術クラスではその題材にそった絵を描いたりと、
おもしろい学習法がなされております。
あと、もし授業中に課題が終わると、自由時間として、
自分のやりたいことができるタスクボードというものがあるらしく、
(例えば、「本を創作する」「クラフト」など)
自分が興味がある項目を選び、勉強するということも行われているようです。
やったことを先生に提出し、先生が評価をしコメントをくださるようです。
自分のやりたいことができるということが娘にとっては楽しいそうです。
確かに自分の興味あることを勉強するということは、
学ぶことのモチベーションも上がりますし、学習効果も高いですよね。
これは、僕もすごくいいなと思いました。
4.すべての学習をiPadで行う
コンピューターの導入はとても早い時期から行っていると感じます。
娘の学校は特にiPadを使った学習に力を入れており、
iPadの操作方法はもちろん、色々なアプリを使いこなして、
それを学習活動として使用しております。
例えば、プレゼン資料の作成であったり、
語学学習であったり、情報収集であったり。
この前僕がびっくりしたのは、音声付きで電子本を作るというものでした。
僕のiPadの使用法の想像を遥かに超えて、実用的に学習として使ってます。
ここまで学校のいいところを語ってきましたが、
実は、娘ちゃん学校が好きじゃないそうです。
「学校好きじゃないんかい!」って突っ込んでしまいましたが、
彼女は、お家が好きらしいです。
理由を聞くと、”自由にできるから”らしいです。
親に似て、自由を求めてるのですね(笑)
彼女の場合は、ミドルネームに「自由」を象徴する名前を付けたので、
これまた仕方ありませんが、、、
質問4:いじめられたことはあるか?
いっぱいあるよーーーーー!
っと最初答えておりましたが、
よく聞くと、女の子同士の付き合いである、もめごとのようなものでした。
質問を変えて、「日本人だからといじめられたことはあるか?」と聞いてみたら、
記憶にはないそうです。
人種的はいじめは比較的少ないと思われます。
ニュージーランドはなんてったって移民国家ですからね。
学校が1民族でなる学校は皆無に等しいのではないでしょうか。
日本だとそれが普通ですけどね。
質問5:小さいころに移住してよかったか?
本人はよかったとおもっているようです。
理由は、もし大きくなってから来ると、
勉強が遅れているので、ついていくのも難しいし、
お友達も作りにくいだろうとのことです。
それは、もし彼女が今日本の中学校に通ったらこうなるだろうと感じたことらしいです。
まとめ
以上、約40分に渡り、彼女に5つの質問をしておしゃりべりをしたのですが、
娘らしい意見が聞けてよかったなと思っております。
インタビュー自体も笑いありで楽しかったです。
僕が感じたことは、子供が小さいうちにこちらに来たのはよかったなと思えたことと、
自由を感じることが娘にとっても大切であることがわかり、
それを大切にできる環境がこちらにあることが移住して良かったと思えたことでした。
そして、移住というのは子供にとっても大きな環境の変化になり、
子供にとって好きな日本の部分を少しでもこちらでの生活に取り入れていくことも大切だなと感じました。
こちら『リアルニュージーランドライフ』にて
貴方がまたいらっしゃるのをお待ちしております。
僕が本ブログで望むこと、
それは、貴方の想いがカタチとなり、
活き活きとした生活を送って、
貴方らしい幸せな人生を歩むことです。
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