あなたは、木を見ることが好きですか?僕は、海についで大好きなのが、木を見たり触れたりすることです。
ニュージーランドの自然を見て、ハッとさせられることがあるのですが、僕のイメージとは違ってけっこう木が大きいこと。人間が両手を広げてもぜんぜん抱くことのできない太い木もいっぱいあります。
中でも有名なのは、北島にあるニュージーランド固有種のカウリの木「テ・マツナアヘレ」と「タネマフタ」、別名「森の父」と「森の神」です。全長が50m以上もあり、幹の太さは4.4mというから、ぶったまげたものです。この巨木に出会うのが僕の1つの夢です。
もちろん大きければそれがすばらしいっていうわけではないのですが、やはり大きな木を見ると圧倒されると同時に、こんな木のようにがっしりのびのびと生きたいなーって励まされることがよくあります。
今日は、ニュージーランド写真集第2弾ということで、ニュージーランドの素敵な「Tree」をテーマにお届けします。
第1弾のニュージーランドの動物編もご覧になりたい方は、こちらへどうぞ→ こちらをクリック
木についてのお話があるのですが、今から4年前に僕がネルソンという南島の北部に位置する観光地のアート巡りをしている時、木で作った作品を並べているギャラリーがありました。とても小さな工房でした。
そこには僕一人だけしかいなくて、ゆっくりそちらの工房で作品をみていました。最初は、「へー、木ってこんなこともできるんだー」っと木を使ってできる芸術品におどろいていました。そして、一点一点を見ては触ったり、どうやって使うのかな?っと想像してみたり、僕のココロもワクワクしていました。
それからだんだんと気持ちに変化を感じました。なぜか、その作品を見ているうちに悲しくなってきたんです。物を見て泣くなんて、こんなこと初めてでした。旅行で気が高まっていたのかなっと一瞬思ったのですが、どうもその作品から僕は何かを感じ取っていたようです。
この方の作られたものを買いたいって思い、ゆで卵をのせるカップを購入しました。その際に、店員の方に作者に是非お会いしたいと申し出たら、喜んで案内してくれました。
そして家の中から出てきた方は、なんと体に障害があり車いすに乗っているおじさん。70歳以上に見える方なんですが、60代とのこと。大分お歳をとっているように見えました。実は、十数年前に息子とゴーカートに乗っていた時に事故ってしまって、息子さんはなくなり、自分は体に障害を負ってしまったとのこと。
僕のココロは、彼が息子さんをなくされたことの哀しさを感じておりました。息子さんに対する思いが、作品のひとつひとつに命を吹きかけていたのかもしれません。
耳の遠い方で、しかも僕の英語もなかなか理解することが難しかったみたいで、あまり多くは話をすることはできませんでしたが、彼が一つだけ僕に哲学を教えてくれたことがありました。
「木というものは、人を癒す力をもっており、木を愛する人たちを呼び寄せる」っと。
僕は彼に会う前からずっと木をみることが好きで、彼にそれを伝えると、「だからあなたはここに来たんだよ」っと。
僕の中では、すっかりツボにはいった彼の哲学でした。それ以来、僕の気に対する思いはさらに強くなりました。
もしあなたが、木を見たり触ったりすることが好きであれば、きっと僕らは気持ちが通じ合う仲だと思います♪
それでは、以下の「Tree」写真コーナーをごゆっくり堪能ください。
(写真は、随時、上から順番に新着更新していきますね)。
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