現在ニュージーランドは、春ですが、
9月末にサマータイムになり、日中時間がだんだんと長くなって、
気温も少しずつ暖かくなっている中、
お家を探しされる方も多くなってきていると不動産屋さんから聞いております。
年末年始はホリデーで企業・個人が休みをとるため、
お家の売買ができないこともあり、誰もお家探しする人はいなのですが、
それ以外の夏時間は、多くの人が動き回り住宅市場もにぎわいます。
ただ、ニュージーランドは寒くなる地域でお家の中が寒いととてもでないのですが、
かなりつらい思いをするので、
個人的には、お部屋がどれくらい暖かいか確認できる冬場に購入されるのもいいかなと思っています。
さて、マイホーム購入に向けて前回は、住宅ローンについてお届けしました。
まだご覧になっていない方は、こちらも併せてお読みください。
ニュージーランドでお家を購入する前に知っておきたい住宅ローンのこと
本日は、お家選びに関しての内容をお届けします。
こちらでは不動産投資のお話ではなく、自分で住む不動産購入に関してなので、
マイホーム購入者かつ初めてお家を買う人を対象に話を進めますね。
一人の場合だと、自分だけで決めちゃえばいいのですが、
ご家族がいる場合では、やはり夫婦で色々と話し合いお家を選んでいく必要が出てきます。
どういったことを見ていけばいいのか、まずは実際にお家を探す前の事前準備として、
お家選びのポイントを絞る作業をしてみましょう!
まずは書き出してみよう!
ブレストってよく日本で働いていた時に使用していた言葉ですが、
何かというとまずはなんでもいいから思いついたことを書き出してみることで、
頭の中を整理する方法に役立ちます。
なので、まずは、自分がどんなお家に住みたいのか、
希望やあこがれでもなんでも構わないので、
思いつくだけ書いてみましょう。
あと、現実的な部分もポイントとして追記してください。
例えば、いくらくらいまでだと購入できるのか?
思いつかない人のために、以下のようなポイントをご参考にされてください。
リストを眺めて、特に自分には重要にならないポイントは無視しても構いません。
そして、リストを見ながら、他に追加したいようなポイントも思いつくかもしれません
お家そのものに関して
・ベッド部屋数
・バス&トイレの数(バス・トレイ別がいいのか、シャワー・バスタブどちらを希望するか)
・日当たり条件
・暖房(空気暖房機:Heat pump、暖炉:Wood burner)
・お庭(大きさ:特にお子さんがいる場合大切、野菜育てる場所:NZでは比較的野菜を育てる人多いです)
・車庫(ここではGarageといいます)や駐車するスペース
・収納スペース(比較的少ないイメージがいりますが、そこでみなさん車庫や物置小屋を利用されるようです)
・キッチン(スペース、ガス・電気どちらを好むか:電気がまだ主流です、収納場所)
・煉瓦やコンクリ式の頑丈なタイプか、木製のWeatherboardか
・ペットを飼う環境(今やペットも家族の一員です♪)
住むエリアに関して
・どのあたりの地域(住む街によりエリア分けされ、特徴がある)
・家の前の通りに駐車するオフストリートパーキングの有無
・公共機関の利便性
・ショッピングエリアの近郊かどうか
・治安
・お子さんがいれば、学区(行きたい学校があれば、その地域に住む必要がでます)
・閑静な場所かどうか
書き出したら優先順位をつけよう!
では、ここから整理をしていきますね。
色々希望を書いていったと思いますが、
それをすべて実現できれば、最高です!!
が、、、予算が厳しければ厳しくなるほど、妥協ポイントも出てきます。
ということで、とりあえず、自分たちにとって大切なポイントは何なのか
それをお家選びの条件にすると、比較的スムーズにお家探しができます。
2つの優先順位に分けましょう。
1.これは譲れない!を5つ
たくさんあると大変なので、本当に外せないポイントにしてください。
これをやるのとやらないのとでは、後でお家選びに迷いは少なくなります。
ご夫婦ですと、お二人で5つ絞ってくださいね。
2.これがあるといいなと思うものを5つ
1に入れることのできなかった、次に大切だと思うことや
これがあるといいなと思うことを5つ選択してください。
まとめ
本日は、お家探し(House Hunting)する前に、どのようなお家をさすがかという事前準備として、
あなたの希望することを明確にしていく作業とポイントについてお届けしました。
上記で作った、リスト10個をすべてクリアできたお家が購入できると、めちゃくちゃうれしいですよね!
とりあえず、空き物件で8個以上チェックボックスに☑印が入ったら買い物件だと思います。
作業しやすいように、ワークシートを作ってみました。
よかったら、本記事を参考に、印刷してシートをご活用ください。
以下をクリックしてダウンロードできるようになっています。
では、次回は、このリストをもとに物件ハンティングに出かけて、
実際にお家を見るポイントについてお話しますね。
(写真提供元:Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash)
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