子持ち30代パパの新たなチャレンジ!NZ調理師専門学校での奮闘記

 

ニュージーランドでは、調理師免許の取れる専門学校が北島・南島に点在しており、

日本からですと、留学エージェントを通して専門学校(こちらではポリテクと呼ばれております)に

申し込まれる方も多いのではないのでしょうか?

僕の場合は、サウスランドという南島の南端の地域にある

SIT(Southern Institute Technology)という専門学校に行きました。

理由としては、永住ビザを持っている場合、

ニュージーランド人と同様に授業料が免除になるということもあり、

比較的ほかの専門学校よりも安くで行けたということがあり、

こちらの調理師コースに通いました。

以前、ニュージーランドの専門学校に関する記事を書いたことがあるので、

ご興味のある方は、こちらもどうぞご覧ください。

国際結婚の強みを活かして専門学校へ通い就職へ

 

さて、前回に引き続き、僕のシェフを目指した道のりの体験談として、

本日は、学校の授業の話をお届けしますね。

 

もし前回の内容をまだお読みでない方は、

是非、こちらを先にご覧ください。

【体験談】子持ち30代後半での挑戦!NZでシェフを目指し専門学校へ!

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学校初日、、、

レベル3のコースがスタートする前に、担任になる先生と英語の面談があり、

僕が英語で授業についていけるかどうかの確認面接がありました。

面接では、日本で何をやっていたのかとか、こちらで何をやっていたかなど、

何か就職の面接のような感じでした。

そして逆にこちらから、授業についていけるかが心配であることを先生に伝え、

どういったことを実際に授業でやるのか色々と教材をみせて頂くこともでき、

最初は緊張していたのですが、おしゃべりのような感じで、

1時間半ゆったりとし、気楽な気持ちでいられる面談でした。

 

すでにこちらのレストランで働いたことのある経験と、

先生とコミュニケーションがきちんとれたことにより、

問題なく授業を受けれるだろうと、コース参加を許可されました。

 

そして、ワクワク、待ちに待ったコース初日。

50人近くの仲間が教室の席を埋め尽くしていました。

地元のKiwiだけでなく、中国・台湾出身の方達も2割ほどいました。

後で聞いた話でしたが、中国の若い子たちは、最初に英会話クラスからのスタートで、

約半年で英語力を鍛え、本コースに薦めるくらいの英語力を身につけたそうです。

 

クラスメイトの年齢も様々で、17歳の高校を卒業したばかりの子もいれば、

50歳超えた孫を持つ方達もいらっしゃいました。

日本人は僕一人でしたが、こういった環境にはすでに慣れていたので特に気にもならず、

むしろ意外に僕の歳に近かったり、目上の方がいたことがうれしくて、

その方達と友達になろうと自分から歩み寄っていたのを覚えています。

 

学生になった自分が、何か新鮮な感じでした♪♪

まさか、子どもができてこの年で学校に行くなんて日本出るときは予定していなかったですから。

日本では考えられにくいですよね。

30代で専門学校に通うだなんて。

 

こちらでは、年齢はあまり関係がないという常識があるので、

年代の壁を越えて、みんな交流しておりました。

 

約5か月分の時間割表が配られ、

実習の日は、朝8時に授業スタートという早朝であることに少し戸惑いましたが、

まー、なんとかこの5か月乗り切ろうという意気込みをもって、

両手に余るほどの量の教科書や教材をもらいました。

大学を卒業して10年以上も経つ学生生活のスタートです。

 

座学と実践

座学では、基本的に食材の取り扱い方、調理温度や衛生面的な事柄を中心に学びました。

例えば、鶏肉は内部温度が75℃になるまで加熱しないといけないことだとか、

食品の温度が5℃から60℃は、Dangerous zoneと呼ばれ、雑菌が増えやすい温度である理由から、

冷蔵庫の温度がいかに大切であるか、そして食品を保温する時に、60℃以上する必要性など、

レストランで働いていた時には教わらないことや、家庭料理だけではしらないことなど、

食品について多くを学びました。

日本で実家に住んでいた時に、真夏に常温で放置されて残った食べ物を冷蔵庫に保管する前に、

腐らさないようにと母親が一旦加熱していたのに疑問をもっていたのですが、

こうして理論を学んだことで、その理由を知ることもできました。

(ま、知っている人からすると当たり前の事なのかもしれませんが、、、)

それと同時に、現場で使うような料理の専門英単語もどんどん習得していきました。

やはりその単語を知っているのと知っていないのとでは、

実際に仕事をする際に、会話の理解度に大きな差をもたらすこともありますからね。

いくら英語を話せても、専門用語を知らないと「???」って感じになることもありますから。

この座学で学ぶことは、基本英語での読み書きも出てくるので、

たとえ大学で英語の学科を卒業した身といえども、

やはりネイティブではないので、正確さにかける部分もあり、

よくお友達に助けてもらったものでした(笑)

ただ、英語の文法を学んだりする英語の学習ではなく、

英語で自分の興味のある分野を勉強するので、

比較的楽しく勉強はできたと思います。

もちろん、座学のテストは楽ではありませんでしたが、、、

 

あと、調理師コースとはいっても、

座学でパソコンで資料作る機会もあり、

そこは日本でのオフィスワークの経験が活かされることもありました。

30代、だてに年を取っているだけではありません!

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調理実習では、先生の調理実践例を見て、実際に料理を自分でも作っておりました。

僕は、小・中・高となぜか家庭科の調理実習が好きだったので

この実習の時間もワクワクして授業に参加しておりました。

実習で習う料理は幅広く、基礎を学ぶレベル3のコースでは、

基本的な包丁の使い方から食材のさばき方、

牛骨や鶏がら、魚の骨を使っただしの取り方、

牛肉、鶏肉、羊や鹿の肉、魚などを使った一品料理や、ソースの作り方、

手作りパスタやパンやスープ、

デザートの作り方など多彩に学ぶことができました。

 

より高度な調理方法が学べるレベル4では、

一品料理というよりも、レストランで出すような一皿を作るというもので、

メインの肉はもちろん、ソースや副菜になるようなもの併せて作り、

盛り付けまでを一連で1日の授業の中で学びました。

 

実技ももちろんテストがありました。

作る制限時間があり、その制限時間内に作って先生のテーブルに出来上がったものを出さないと不合格、

という厳しい関門が最初にあり、

それから先生が味見をしたり、きちんとその調理法に沿ったものができているかどうか、

例えば食材に火を通しすぎていたり、逆に火が十分に通っていないかどうかをみたり、

ソースの味が確かなものかどうかなど、採点は厳しくされました。

 

ちなみに、一番不合格者が多かった一品って何だと思いますか?

 

これ、びっくりするかもしれませんが、

目玉焼きでした。

 

シンプルなものほど実は一番難しいんですね。

完璧でなくてはならず、またごまかしがきかないのです。

 

はい、僕も見事落ちましたよ!

たかが目玉焼き、されど目玉焼きでした。

びっくりすることに、けっこうな油をつかうのですが、

白身が茶色くならないように焼き、そして黄身の部分は突くとどろーっと溶け出すような状態に仕上げます。

これが実は、おいしいのです。

いままで食べた目玉焼きは何だったのかなっと。

卵そのものの味というと当たり前じゃん!って言われそうですが、

へー、これが本当の卵の味なんだーって目玉焼きの味が違っていました。

 

こうして調理方法を細かく一つ一つ学んで、スキルを磨くことは、喜びでもありましたが、

何よりも作った料理を食べることが、僕は一番の楽しみでもありました。

だって、作った料理は、レストランで食べるようなクオリティーの高いものですから。

あと、作り終わったものをそのまま家庭に持ち帰り、

作った料理を首を長くしている子供たちや妻が夕ご飯としていつもおいしく食べてくれました。

特にデザートは人気でしたね♪

ただ、一日デザートだけの日もあり、

お家にもって帰ったものがデザートだらけで、何日もうちの冷蔵庫に残っていた時は困りましたが、、、

あと家庭持ちですから!っということを理由に、

ずうずうしくクラスメートが作った料理でいらないものは、

タッパーに入れてお持ち帰りしたものでした。

生活費に還元です(笑)

 

先生はよく、自分が得意であったり興味をもつのが、

デザート系のベイキングなのか、それともメインコース系の料理なのかを観るようにと言ってました。

料理と大きなくくりでいっても、やはり料理には和食であったり、イタリア系であったり、

色々な食スタイルがあったり、

そのカテゴリーの中でも、こうしてベイキングなのかセイバリー系の料理なのかという部分に分けられ、

自分の将来進みたい専門分野を見極めていくことも大切になります。

 

ちなみに僕はというと、パティシエではなく、メインのセイバリー系の料理で進もうと決めていました。

ただ、デザート系は、味はもちろん、いかにおいしく綺麗にみせるかということが大切で

デコレーションは想像力を働かさないといけなくて、

クリエーションが好きな方の僕は、デザートの飾りつけは楽しみの時間でもありました。

中でも一番今でも思い出に残っている飾りつけは、

ジンジャーブレッドハウスとクリスマスフルーツケーキでした。

周囲の友達は、そこまでデコレーションにこだわりもなく早めに終わらせている人もいる中、

僕はここぞとばかりにいいものを作り上げたくて、

思考錯誤しながらデコレーションをしていき、

もう完全に自分の世界に入ってましたね。

出来上がって自分なりに納得できたものは、やはりひとしおの達成感がありました。

 

これは個人的な意見なのですが、

日本人は繊細さと器用さをかけもつ国民だと思うので、

こうしたデコレーションは、こちらニュージーランドでもひときわ目立ったものが作れると思います。

 

それでは、次回は、資格を取得した僕の視点から見て、専門学校に行って正直どうだったのか?

というお話をしていきたいと思います。

日本で料理経験ゼロだった僕が、ニュージーランドで調理師資格ゲット!

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【体験談】子持ち30代後半での挑戦!NZでシェフを目指し専門学校へ!

NZ移住目指す人へ!経験ゼロでも調理師資格が取れた僕の赤裸々体験談

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