こんばんわ、ツグです。
昼間はとても天気が良く、
子供が学校終わり、制服のままビーチへ直行。
下の子はエネルギーが有り余っているので、
制服を脱いで海水浴!♪
思ったほど海水は冷たくなかったのですが、
それでも水温は20度下回っていると思います。
しかし、さすがはKiwiの遺伝子を持つだけあって、
そんなの平気で今日は喜んで30分海水に漬かっていました。
子供は無邪気でいいですね。
さて、昨日は、
【続編】ニュージーランドで仕事探しに繋がるスキルがないと心配している方へ
ということで、最初はスキルがなくても仕事探しに向けて不安なくできる方法や考えをお伝えしました。
今日は、その記事で専門学校に通うことを進めたので、
専門学校についてお届けしますね。
それでははじめま~す。
目次
「専門学校」と聞くとどういうイメージがありますか?
「専門学校」を勧めているけど、
え、この年齢で「専門学校」には通えない!
って思っちゃいました?
日本ですと、「専門学校」って高校を卒業した二十歳前後の若者が行くところ。
大学に行く代わりの学歴や就職に有利だから行くところ。
っというようなイメージがないでしょうか?
ニュージーランドでも多少似た様な面はありますが、
違いがいくつかあります。
1つは、年齢に関係なく専門学校に通う人がいるということです。
選択コースによっても違いますが、
クラスの大半は若者ですが、
中には20台後半や30代、
僕が通った調理コースには50台が2人もいました。
僕自身35歳でしたから。
必ずしも二十歳前後の若者だけが通うところではなく、
年齢が本当に様々。
そして国籍も様々です。
そして入学には受験がありません。
基本的には希望者は、誰でも受けれる教育であるのです。
なので、あなたも希望すれば行けますよー!
専門学校に「国立」と「私立」がある?どちらがいい?
こちらでは、国立で運営されている専門学校(もしくは総合専門学校)を通称ポリテクと呼び、
学校名にPolytechnicとかInstitute of Technologyなどと名前がついております。
グーグルで検索すると日本語のサイトで全国に18校とか23校あると数が違うのですが、
ニュージーランドの教育機関であるNZQA(国立資格審査局)のサイトには16校が紹介されております。
そして、私立の専門学校は、全国に約180程あると言われております。
コースの数が国立と比べ少なくなり、より専門に特化した学校が多くなります。
国立は、大学に転学を目指す方も中にはいるようで、
長期的なコースがある中、
私立は、短期的なコースが多いようです。
コースの長さによって、修了する資格もしくは課程がことなり、
短期コースはCertificate(修了証)、
2年ほどのコースはDiploma(準学士)
3年コースのBachelor(学士)があります。
では、国立と私立どちらがいいか?っという選択肢ですが、
基本どちらでもよいです。
理由として、ニュージーランドは
どこどこの卒業だから就職しやすいというのはあまりないらしいからです。
ただし、、、
専門学校によっては、
企業とのパイプを持つところもあるようなので、
学校を決める前に、
自分の興味あるコースの卒業生の就職状況を聞くことをお薦めします。
そして、もう1つ大切なのは、
ニュージーランドの教育省であるNZQAでカバーされている履修コースなのかどうか?
NZQAの履修内容は、各分野の企業で必要とされる知識・技術をベースとしており、
国が定める単位認定なので、
公共が認める企業への証明にもなります。
ちなみに国立の専門学校は、もちろんそのNZQAでカバーされています。
NZQAについては、こちらの記事をご覧ください。
あと国立の方は、総合専門学校で大きいこともあって、
他の地域にもサテライトキャンパスもあったりし、
必ずしもその本校に通わずにも受講できることができるので、
もし自分の住む予定の地域に本校がないとしてもサテライトキャンパスが近くにある可能性もあるので、
是非、行きたいコースがそのサテライトで受講できるか調べることをお薦めします。
国立のポリテク一覧
こちらでは、このNZQAのWebサイトより紹介されている国立の学校をリストアップします。
学校名をクリックすると、その学校のサイトにジャンプしますので、
ご覧になってください。
【北島】
オークランド Manukau Institute of Technology
ファンガレイ Northland Polytechnic (NorthTec)
パーマストンノース Universal College of Learning (UCOL)
ハミルトン Waikato Institute of Technology (Wintec)
ネイピア Eastern Institute of Technology(EIT)
ロトルア Toi Ohomai Institute of Technology
ニュープリマス Western Institute of Technology at Taranaki (WITT)
ウェリントン Wellington Institute of Technology (Weltec)
Whitireia Community Polytechnic
【南島】
クライストチャーチ Ara Institute of Canterbury(ARA)
ネルソン Nelson Marlborough Institute of Technology (NMIT)
グレイマウス Tai Poutini Polytechnic
ダニーデン Otago Polytechnic
インバカーギル Southern Institute of Technology (SIT)
【その他】
通信制 The Open Polytechnic of New Zealand
あと、専門学校のサイトを日本語で調べている中で、
こちらの日本語サイトには、
希望に応じて専門学校が検索できるようになっている親切な機能があったので、
こちらも是非ご参照されてください。
おすすめはどこ?
おすすめは、ん~、、、、
すみません、自分が行ったところしかお薦めできません;
僕が通ったのは、インバカーギルにあSouthern Institute of Technology (SIT)です。
理由は、2つあるのですが、
1つは、住んでいる場所から近かったこと、
そしてもう1つは、授業料がなんとゼロ!
まー、ゼロとは言ってももちろん全くゼロではありませんでしたが、、、
教材費がでるのですが、それでも他の専門学校よりは安いです。
ちなみにSITが示す比較表をご覧ください。
Degree courses at SIT (three years full time) | With SIT’s Zero Fee Scheme: | Full price elsewhere: |
Bachelor of Nursing | $3,437 | $15,849 |
Bachelor of Applied Media Arts (Visual Media) | $5,165 | $14,182 |
Bachelor of Fashion (Design and Technology) | $8,700 | $20,400-$32,000 |
Bachelor of Screen Arts | $5,135 | $14,159 |
Bachelor of Audio Production | $10,790 | $19,140 |
Bachelor of Contemporary Music | $4,761 | $13,447 |
Bachelor of Hotel Management | $2,918 | $17,167 |
Bachelor of Information Technology | $4,199 | $13,860 |
Bachelor of Environmental Management | $5,667 | $13,752 |
Bachelor of Therapeutic and Sports Massage | $3,123 | $14,252 |
Bachelor of Sport and Exercise | $3,778 | $15,010 |
Bachelor of Commerce | $1,500 | $15,396 |
Bachelor of Professional Communication (via SIT2LRN) | $2,850 | $15,000 |
Bachelor of Applied Management (via SIT2LRN) | $2,850 | $15,000 |
(参照:SITのHP)
いかがでしょうか?
コースによってかかる費用は異なりますが、
僕の通った調理コースでいうと、
Level3の短期コースが3000ドルくらい、
Level4の1年コースが4000ドルくらいかかり、
他の専門学校では、倍近くかかると聞いております。
授業料がゼロが実現できる理由は、
地元機関からの寄付があるからなんですね。
もしサウスランドに移る予定があれば、是非SITをお薦めします。
国際結婚の強みとは、、、
国際結婚の強みとして、ビザによる授業料の違いがあります。
もしあなたが、定住ビザ(Residency Visa)もしくは永住ビザ(Permanent Residency Visa)を持っているのであれば、
ニュージーランド人としての授業料が適用されます。
日本人が専門学校に行こうと思うのなら(例えば学生ビザ、ワーホリ)
International studentとしての費用が適用されてしまいます。
100万円以上します。高いです。
しかし、国際結婚だから定住権のハードルは低く、
もしビザが取れた暁には、専門学校や大学へ地元価格で行けます。
利用する価値ありです。
可能な範囲でアルバイトを
学生している間、学業に追われ、
しかもお家のことまでしないといけないとなると
簡単にアルバイトなんてできませんが、
もしあなたに時間の余裕があるのであれば、
是非アルバイトをされてください。
そこから広がる人のつながりと情報が、
学校を卒業して就職する際にとても役に立つからです。
専門学校に行く理由も、資格を取ることが目的であっても、
目標は、仕事につなげていくことだと思います。
ですので、学校に行く際には、
常にその出口を意識されてくださいね。
就職への取り組みが早ければ早いほど、
あなたの不安も大分軽減されるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
昨日の内容に関連して、
スキルを身に付けるために、専門学校を紹介しましたが、
学校で学びなおし、就職へつなげていくことも可能です。
そして、国際結婚という立場だから広がる機会と可能性を活用ください。
あと、専門学校によっては、奨学金制度もあります。
僕も奨学金に応募し、いくつか頂くことができ、
授業料を4000ドル抑えることができました。
奨学金制度も併せてご覧の上、
是非、検討されてくださいね。
では、明日も
こちら『リアルニュージーランドライフ』にて
お会いしましょう。
僕が本ブログで望むこと、
それは、貴方の想いがカタチとなり、
活き活きとした生活を送って、
貴方らしい幸せな人生を歩むことです。
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