(注意:人に厳しい方や、ふわふわとした考えが好きでない論理的な方には本記事の閲覧をお薦めしません)
なぜか、未来は明るいと感じるコロナの世界。それは、今日地元のスーパーで張られていた言葉 ”BE KIND” からも感じた。
それは、闇を体験した後には光があるということをこれまでにも体験してきたからだと思う(もしかすると、闇の中にも光があるということもありえる)。闇の中にいるときには、不安や恐怖はつきもので、現在多くの人が日々それに直面している。
こちら、ニュージーランドは有り難いことに、政府の対応が功を奏して、今日のコロナ発症者数はゼロ!だった。もちろん、こちらの国民もロックダウンが始まった当初は、困惑し今後のことを恐れていたが、まずは政府がビジネスを守り、そして何度も国民にも外出禁止の協力と、同時に一緒に乗り越えていこうという声援、温かいメッセージを投げかけてきて、発症者数が山場を越えて下りになってきてからは、国民にも安堵感が生まれてきた。
僕自身は、このロックダウン期間中は、なるべく気分が明るくなるような話題に意識を向け、似たような思いを持つ人たちと話をしてきた。そして、この有り難い時間を使い、そばに置いていた本を読んだり、感動する話や気分が前向きになるようなことを心がけたり、自分と向き合うこともできた。
そんな中でここ最近思うことは、ポストコロナで人間世界が優しい世界で包まれるといいなと思った。助け合う共存の世界。
ポストコロナについては、いろいろな人が似たようなことを言っていたり、異なることを発言したり。当たり前の話だけど、それぞれの価値観に基づいた意見を述べている。一見客観的に見えるようで、結局のところその人がそう思うという世界を生きていくのだと、僕自身も自分の価値に沿った意見を持つ。
今僕がよく耳にするのは、自分のやりたいことをやる!それは個々人のレベルではとても幸せなことだと思う。そして、わくわくするのはその個人が他の人と結びついて倍増する価値観である。それぞれが自分の得意とするものを用いてできあがるもの。共同であり協同である関係。それによって、人をいい気持にさせたり、生活のクオリティーを上げたり、困っている人を助ける。そういうやさしさがいろいろなところで世界を満たしているといいなと思う。
今味わっている不安や恐怖ではなく、やさしさや愛から生まれる世界。
2極化する対立や競争のある世界ではなく、1つの円、共存や調和のある思いやりの世界。
ロックダウンのレベルが4から3になっているニュージーランドでは、それを少しずつ感じている。
もしあなたが今日本にいるのなら、外出禁止が緩くなった時に、その兆しが見え始めると思うので、ぜひ前向きに未来を見て、今の状況を乗り越えていってほしい。
写真提供元(Photo by Amélie Lazar on Unsplash)
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