今日、予定では昨日のインド旅話の続きをお届けするつもりでしたが、職場でのできごとがなぜかインスピレーションで記事にする必要があるなと思い、カウンセリング話をあなたに届けます。
きっと、本記事を読んでいるあなたは、タイトルを見て気になったから本文を読んでいると思いますが、あなたは現在、なぜかイライラしていますか?それとも、よくイライラし悩んでいますか?
今日の記事は、なぜかイライラしている気持ちをいち早く解消して、ココロを穏やかにしたいと願っている人に向けて書きますね。
興味がない方は、別の記事をご覧ください。ニュージーランドの情報・移住関連はこちら→ こちらをクリック
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では、あなたは興味関心があるということで、こちらから本題に入っていきますね。
まずは、今日職場での料理長の上司との会話から。
目次
上司は他人の愚痴ばかり、、、
人の感情というものは複雑なもので、いろいろな要因がからんで、現在の感情を生み出すのですが、ことイライラする気持ちに関しては、きっと意識が外に、つまり感情の対象が他人になっているはずです。
料理長は、疲れて全然エネルギーがないと、気分がすぐれないことを訴えていました。
それから、続いてグダグダと他のスタッフの批判をしていました。
体調がすぐれない時って、なかなか気持ちが前向きになれなかったりしますよね?だから、料理長もきっと出てくる発言が批判ばかりなんだなって、ただただ僕は聞き手になっていました。
料理長の様子は、誰かの文句をいうことで余計にエネルギーを使いどっと疲れが増したようにも見えました。
しかし、そのあと、料理長の発言が変わり始めました。
実は、人間関係でココロを傷めてさみしさを感じていた、、、
文句を言って外側に意識が行っていたのに、会話の焦点が料理長自身の感情にシフトしていきました。
実は料理長、人間関係で悩んで疲れていたんです。スタッフの一人が、料理長にとっては姉妹のような親しみをもって仕事以外でも家族ぐるみでお付き合いをしており、料理長が彼女や彼女の家族を想う気持ちと、相手から返ってくる行動に温度差を感じ、むなしさを味わっていたんです。
そういうことってあなたもありませんか?自分が抱いている感情と相手から感じる温度差を。例えば、こちらは親友だと思って接していたのに、相手は自分に対してそうは思ってもいなかった。
コミュニケーションのすれ違いであったり、一方的な思い込みでそうなっていると思うのですが、そういう温度差ってやはり心地よいものではありません。むしろ、さみしいですよね。
ただ、そのさみしいという感情に気づくことって大切なんです。
それがイライラする感情に隠れていた見えなかった感情です。
『It Hurts Me(心が傷つくんだ)』と声に出すとどうなるか、、、
料理長は、その悲しい感情を口に出していました。「It hurts my feeling(感情が傷つく」と本音を発言した後に彼女の表情が崩れ始め、だんだん涙目になっていきました。
一人で頭でぐるぐる考え悩み、悲しい思いを押し殺そうと感情を否定したり、傷ついた心の防衛反応としてイライラする感情へと変化し、自分をさらに傷めつけていたんです。
しかし、自分のココロに素直になって、ココロの声に気づいたとき、「フーッ」とイライラの感情が抜けると同時に、涙腺が緩んでしまったのかもしれません。
涙を流すことは一番の浄化につながる
今日は、改めてこの涙のパワーを見ることができました。料理長は、別に大泣きしたわけでもなく、ただ涙腺が緩み数滴ほどの涙が出ただけだったのですが、そのあとの表情は、とてもスッキリしておりました。
涙って、感情のデトックスをするのと同時に、滞っていた体内を流れるエネルギーの流れを循環させる機能をもっているのかもしれません。簡単にいえば、頭の部分の血の巡りがよくなるというイメージです。それを人は浄化と呼ぶのかもしれません。
いったん体外に感情や涙を出すことで、体内空間に余裕ができ、エネルギーの源からその空白にプラスの力が送られるか、その時、人は気が元のいい状態になる、つまり元気になるのです。
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僕が今日学んだこと
1.イライラを口から吐き出しちゃおー!
料理長は、タイ出身の仏教徒で、イライラする自分の性格を嫌います。しかし、その自分の感情を否定すればするほど、人って気分が解消されずに、余計にイライラしてしまうんですよね。
だからあなたもイライラしている時は、思い切ってそのイライラしていることを吐き出してみましょう!
その感情は、対象になっている人にぶつけるのではなく、例えば信頼できる人に愚痴をこぼすなり、誰にも言いたくなければ、紙に書いたりして、どんどん吐き出すのです。
それって、デトックスしているんです。
ついそれは、負の感情だからいけないものだと否定してしまいがちですが、実は、その感情をまずは認めることが元気を取り戻す第一歩となるのです。
2.イライラの感情に隠れた感情を知り、口に出してみよう!
イライラの感情を吐き出したら、なんでイライラしているんだろう?って一度自分に説いてみてください。
きっと、そこにはなんらかさみしい思いであったり、悲しい思い、ココロが傷ついている自分の内側の感情に気づくはずです。
そして、その自分の本音を口から出すのです。そうすることで、意外に「はっ!自分って本当はこういう気持ちだったんだ」って自分中で頭と心がつながりますから。
イライラが思考で作り出した偽の感情なら、さみしさや悲しさは心が作り出した真の感情なのかもしれません。
3.傷ついた自分のココロに寄り添う!
その心の感情に気が付いたら、自分をよしよしするのです。
「そうだね、傷つくよね!」って、自分自身にいっても構いません。自分で自分のココロを慰める、いたわるのです。
きっと、あなたのココロは、「あー、やっとあなたにわかってもらえたー!」っと、
その感情を認めてくれたうれしさから、涙がでることもあります。そのまま、出てくるものは出してくださいね。
これもまたデトックスなのですから。
涙を流すことで、きっとあなたは少しでも元気を取り戻しているはずです。
まとめ
今日は、きっとブログを読んでくださっているあなたに対して、僕の神様から記事として発信するようにと言われたような気がして、料理長の話をお届けしました。
イライラを解消する一番の方法は、イライラすることをまずは口から吐き出すこと、そしてそのイライラする感情に隠された自分の本音を知りそれを口にすること。
そして、自分のココロに寄り添いいたわることが、元気を取り戻すことにつながるということをお話ししました。
実際に、あなたの今抱いているイライラも上記の手順で、是非解放してください。
結果どうなったのか教えてくださると、うれしいです。ご感想はこちらをクリック
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(写真提供元:Photo by Andre Hunter on Unsplash)
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