こんばんわ、ツグです。
今日も仕事場では結婚式担当でした。
この時期は、毎週のように結婚式が入っております。
日本でも秋は結婚式が多いと聞きます。
暑くもなく、とても寒くもない時期は両国共に人気があるのですね。
さて、昨日は
をお届けしました。
今日は、
ニュージーランドへ移住を考えている中で、
仕事探しに繋がるスキルがなく、
仕事が見つかるか心配されている方に向けて、
僕がスキルない状態から今の仕事を手に入れるまでのお話をしたいと思います。
何か参考になることがあれば幸いです。
移住前、僕も同じ悩みを持っていました
移住前、僕は日本でサラリーマンをしていました。
仕事内容は、営業からプロジェクトのコーディネートなど、
色々しておりました。
しかし、それをこちらに来てやろうとも思わなかったし、
これができると強く言えるスキルも自分にはありませんでした。
だから、ニュージー来てからは、
「んー何をしていこうかなー」っと悩むこともありました。
興味がもてることを仕事にできるといいなーっていう
希望を抱いておりました。
そして僕の場合、専業主夫から移住生活を始めたので
家事と子育てで手一杯でした。
そんな中、意識していたのは、
家事をしっかりやろうっと。
目の前のことをやっていたら、おのずと何かしらみつかるかも
っと思って、掃除・料理・育児をやっていました。
ある時から料理に興味をもつように
日本にいた頃は、ほとんど料理は妻がやっておりましたので、
ニュージーに来て専業主夫を始めた時、
料理することは、とても時間を要し、
決して簡単ではありませんでした。
料理本の説明文を一字一字きちんと読み取り、
そのままそれを真似するということの繰り返しでした。
ご飯を作るのは一大プロジェクトでした。
そしてできた料理を食べて家族から
「おいしー」っと言われることがだんだんと快感になっていき、
それがモチベーションとなって、
毎日の料理が楽しくなり、
だんだんと、レシピ通りにではなく、
少し自分の工夫をいれるようになっていきました。
その時くらいからですね、自分の中で何かに火が付いたと気づき始めたのは。
料理に対する意識が変わり始める
料理を通して自分に気づいたことは、
何かを作るっということが好きだったことでした。
夢中になって作る。
そしてある程度満足いくものができ、
それをおいしいと反応が返ってくると
作ってよかったと喜びになる。
あと、うつになって、失敗することに臆病になっていた自分でしたが、
料理は、失敗しても次にこうすればいいという改善点が必ずあり、
そこを直すことで、おいしいものができることが、
自信にもつながっていきましたし、
ある意味、うつ病の自己セラピーにもなっていました。
そして、その時にテレビに出ていたイギリス人のセレブレティーシェフ
ジェイミーオリバーさんにあこがれ、
彼の食に対する思いや彼のかっこいい料理が好きになり、
彼の料理本を買ったりして、
だんだんと西洋料理にも手を出していき、
自分の家庭料理の幅を広げていきました。
彼が実施したフードレボルーションは、
ホント心打たれるものがありました。
だから自分も毎日作る子供たちの弁当は、
なるべくヘルシーなものになるようにしていました。
そして、ジェイミーオリバーさんのように
かっこいい料理がつくれるようになりたい
という思いは、次第に自分がニュージーランドでシェフとして働くことへの
モチベーションへと変わっていきました。
まずは、キッチンハンドから
キッチンハンドの主な仕事は皿洗いです。
その時、32歳にもなって皿洗いしている僕って、、、
なんて少し凹みそうな気持になることもたまにありましたが、
もしシェフを仕事としてやっていくのなら、
まずは、キッチンハンドからやっていき、
段階を踏んでシェフになろうという思いをもっていたので、
困難な就職活動の末に頂けた
地元の学食でのキッチンハンドの仕事を一生懸命にやりました。
まー、一生懸命といっても堅苦しいことでもなく、
のーんびりした空間できちっと仕事をする雰囲気の職場だったので、
とても働きやすかったです。
以前の記事にも、この職場のことを書いているので、
良かったら、
寄り道して、この記事も読まれてみてください。
妻が教職課程を修了し、仕事が決まって
今すんでいる街へ引っ越すことになり、
同時にその職場も離れることになったのですが、
こちらの地元のレストランで
キッチンハンドの仕事を頂けました。
実は、こちらのレストランこそが今はシェフとして働いている職場です。
調理師の資格をとるために専門学校へ
現職場は、実は働くのは2回目です。
はじめは、キッチンハンドとして、
2回目は、シェフとしては働いております。
その間、専門学校の調理師コースに通っていました。
キッチンハンドをしていく中で、
最初は、忙しい時に英語が理解できず怒鳴られたりすることもありましたが、
だんだん、キッチン用語も覚えていくようになり、
仕事も覚え、作業が早くなったこともあり、
だんだん下準備の手伝いをすることもありました。
ずっと働いていけば、
そのまま昇格して料理する機会が与えられることも言われておりましたが、
きちんと料理を勉強したいと思うようになり、
仕事をやめ、専門学校に行って料理を学びました。
約1年半でしょうか。
毎日ではなかったのですが、
朝8・9時から夕方5・6時までの料理実習や、
座学などもあったりして、
ティーネイジャーの多いクラスメイトの中で、
しっかり勉強しました。
特に座学や筆記の部分で英語のハンデは正直ありましたが、
周囲の助けも借りながら、
無事テストも合格し卒業しました。
嬉しいことに、学校から成績優秀生として表彰を受けたり、
地元の団体から奨学金も頂けました。
在学中もバイトでほかのレストランで働いておりましたが、
卒業してから、カフェでの仕事場に移ったり、
今の職場が人手が足りないとのことで、
シェフのポジションをオファーしてくれたこともあり、
今の職場へ本格的にシェフとして働くことになりました。
シェフとして働いて6月に3年目になります。
専業主夫の家庭料理から始まって実に6年。
6年という数字だけを見れば、
長く感じます。
しかし、移住前に想像もしなかったキャリアでした。
ホント、移住して初めてわかることです。
そして、あの不安はなんだったのだろうとさえ今では感じます。
明日は、僕の経験を通して、
その不安にならずに、仕事を見つけていくポイントお伝えしたいと思います。
では、明日も
こちら『リアルニュージーランドライフ』にて
お会いしましょう。
僕が本ブログで望むこと、
それは、貴方の想いがカタチとなり、
活き活きとした生活を送って、
貴方らしい幸せな人生を歩むことです。
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